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本学 完全勝利で2連覇
ロボカップ・ヒューマノイドリーグ
KidSizeサッカー 抜群の機動性
失点ゼロ 他チーム圧倒
失点ゼロ 他チーム圧倒
本学チームが他チームの得点を許さず2連覇・・・・・・。5月2〜4日、大阪工業大学で開かれた「ロボカップジャパンオープン2010」(ロボカップ日本委員会主催)のヒューマノイドリーグで、本学チームは他チームを圧倒した。同時開催のレスキュー実機リーグでも、本学は準優勝を果たした。
2連覇を達成した自律移動ロボットサッカー大会の模様。 円内はシュートの場面 |
今大会には、海外8チームを含め、225チーム計772人が参加。本学のヒューマノイドリーグ・チームは「CIT Brains」が昨年に引き続き活躍した。連覇したのは「Kid Size」(身長30〜60センチ)部門。
チームは、前日に行われたスローインと障害物回避ドリブル、ダブルパスで構成されるテクニカルチャレンジで、他を引き離す30点を挙げていた。
今年は「CITからどのチームが得点を上げるか?」が注目されていたが、まず予選リーグで山梨学院大を8−0、大阪大を9−0とゼロ封。さらに準決勝で社会人チーム・波道を6−0、決勝では金沢工業大を3−0で降した。
1997年開催の第1回以来、「ヒューマノイド(人型)ロボットチームでワールドカップサッカー(人間)の優勝チームに勝利する」ことを目標に続けられている同大会で、機動性と正確さを誇る本学チームは、年々「目標」に近づいているといえそうだ。
昨年本学が優勝した一段階大きい「Teen Size」(身長100〜120センチ)部門は、今年はエキシビションマッチとなり、CIT Brainsのみ出場、キーパーの横っ飛びなど華麗な技術を見せた。ここではベストヒューマノイド賞を受賞した。
また、今年新設された「Adult Size」(身長130センチ以上)部門には東洋大など2チームが参加、シュートやスローイング、徒競走などを競った。
本学は、今回、世界大会をにらんで新機種を投入、未完成ながらさまざまな機能向上を披露、ロボット開発で先行していることと同時に、マネジメント力でも優れていることを見せつけた。
ヒューマノイドチームリーダーの未来ロボティクス学科・南方英明准教授は「今回は引退したメンバーに代わって3名の新メンバーが加わりました。Kidの新システム(新型機Dynamoと新しい制御システム)やTeenのキーパー機の開発の主力として昨年秋から休日返上で頑張ってきました。大会では無失点優勝やベストヒューマノイド獲得などの結果を得ましたが、気を緩めることなく世界大会に臨みます」と話した。
なお、チームのメンバーは次のとおり。
(2年)秋谷駿行、福田大輝、(3年)高松和城、町浩輔、山田幸果、(4年)鎌田俊、(大学院1年)小椋慎祐
チームは、前日に行われたスローインと障害物回避ドリブル、ダブルパスで構成されるテクニカルチャレンジで、他を引き離す30点を挙げていた。
今年は「CITからどのチームが得点を上げるか?」が注目されていたが、まず予選リーグで山梨学院大を8−0、大阪大を9−0とゼロ封。さらに準決勝で社会人チーム・波道を6−0、決勝では金沢工業大を3−0で降した。
1997年開催の第1回以来、「ヒューマノイド(人型)ロボットチームでワールドカップサッカー(人間)の優勝チームに勝利する」ことを目標に続けられている同大会で、機動性と正確さを誇る本学チームは、年々「目標」に近づいているといえそうだ。
昨年本学が優勝した一段階大きい「Teen Size」(身長100〜120センチ)部門は、今年はエキシビションマッチとなり、CIT Brainsのみ出場、キーパーの横っ飛びなど華麗な技術を見せた。ここではベストヒューマノイド賞を受賞した。
また、今年新設された「Adult Size」(身長130センチ以上)部門には東洋大など2チームが参加、シュートやスローイング、徒競走などを競った。
本学は、今回、世界大会をにらんで新機種を投入、未完成ながらさまざまな機能向上を披露、ロボット開発で先行していることと同時に、マネジメント力でも優れていることを見せつけた。
ヒューマノイドチームリーダーの未来ロボティクス学科・南方英明准教授は「今回は引退したメンバーに代わって3名の新メンバーが加わりました。Kidの新システム(新型機Dynamoと新しい制御システム)やTeenのキーパー機の開発の主力として昨年秋から休日返上で頑張ってきました。大会では無失点優勝やベストヒューマノイド獲得などの結果を得ましたが、気を緩めることなく世界大会に臨みます」と話した。
なお、チームのメンバーは次のとおり。
(2年)秋谷駿行、福田大輝、(3年)高松和城、町浩輔、山田幸果、(4年)鎌田俊、(大学院1年)小椋慎祐
ヒューマノイドリーグで2連覇した本学チーム | 点検に余念がない本学メンバー |
レスキュー実機部門でも本学が準優勝
レスキュー実機部門で準優勝した本学チーム |
ロボカップジャパンオープンと同時に開かれたレスキュー実機部門では、本学未来ロボット技術研究センター小柳栄次副所長、と学生5人のチーム「CIT Pelican」が出場。
レスキュー実機リーグは、遠隔操作と自律移動ロボット開発で培われた技術を災害救助に利用しようというプロジェクト。災害現場を模したフィールドで、レスキューロボットが要救助に関する情報収集を行うという競技で、探索のスピードと情報の正確さが求められる。
今回、本学チームは新規開発のマニピュレータを搭載したレスキューロボットで参加した。オペレーターを担当した大学院未来ロボティクス専攻修士課程1年・西村健志さんは「できることは全部やって、自分たちの目標は達成できました。結果は残念ながら準優勝でしたが、全力を尽くせたので悔いはありません」と話している。
またセットアップとメンテナンスは未来ロボティクス学科2年生が担当した。オペレーターはロボットに搭載したカメラの映像をもとに遠隔地より操作、直前のルール変更などもあったが、準優勝という成績を収めた。
優勝はタイ国の選抜チームで本学は僅差で優勝を逃した。
レスキュー実機リーグ参加者<CIT Pelican>未来ロボット技術研究センター(fuRo)小柳栄次副所長、大学院ロボティクス専攻修士1年 西村健志、未来ロボティクス学科2年 大山裕正、荻原一輝、松本和彦、北村拓也
レスキュー実機リーグは、遠隔操作と自律移動ロボット開発で培われた技術を災害救助に利用しようというプロジェクト。災害現場を模したフィールドで、レスキューロボットが要救助に関する情報収集を行うという競技で、探索のスピードと情報の正確さが求められる。
今回、本学チームは新規開発のマニピュレータを搭載したレスキューロボットで参加した。オペレーターを担当した大学院未来ロボティクス専攻修士課程1年・西村健志さんは「できることは全部やって、自分たちの目標は達成できました。結果は残念ながら準優勝でしたが、全力を尽くせたので悔いはありません」と話している。
またセットアップとメンテナンスは未来ロボティクス学科2年生が担当した。オペレーターはロボットに搭載したカメラの映像をもとに遠隔地より操作、直前のルール変更などもあったが、準優勝という成績を収めた。
優勝はタイ国の選抜チームで本学は僅差で優勝を逃した。
レスキュー実機リーグ参加者<CIT Pelican>未来ロボット技術研究センター(fuRo)小柳栄次副所長、大学院ロボティクス専攻修士1年 西村健志、未来ロボティクス学科2年 大山裕正、荻原一輝、松本和彦、北村拓也
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Copyright © 1998-2006 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.
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