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2009.7.15

学生らの「ものづくり」支援


学生提案型、公募型23件を採択

 本学は学生に「ものづくり」を啓蒙し、興味を抱かせ実行力を養うことを目的に、学内に「CITものづくり委員会」を発足、学生らの、ものづくり活動支援を実施している。
 活動に参加できるのは学部1〜3年生だが、4年生以上も指導的立場での参加は可能。活動はグループでの参加を原則としている。
 ものづくりの対象テーマは、ハードウエア、ソフトウエア等を含むあらゆる分野で、支援委員会が適切と認めたもので、1学生自身の発案による提案型2学生以外からの公募による公募型――の2種類。
 提案が認められると、学生らは原則1年間、委員会の支援(上限20万円の支援金)が受けられ、芝園校舎12号館学生自由工作室、各科共通工作室等の利用が可能になる。
 今年度は、学生提案型、公募型とも6月5日に申請が締め切られたが、学生提案型18件、公募型5件のテーマが採択された。
 採択テーマは次の通り。(テーマ名・代表者名、敬称略)

【学生提案型】

 「関節にモータを有さないロボットアームの製作」(ロボ3年・菅原直哉)「下半身におけるシミュレーションによるパワーアシストの最適化とプログラム化」(ロボ3年・松本光司)「小型粗引きポンプ」(機サ3年・西野渉)「混用AC/DCスイッチング電源の製作」(電情1年・庄司圭吾)「鉄道模型とマイコンを利用した電力線通信」(電情2年・田中智惟)「携帯電話用の名刺作成・発注ウェブシステム」(情報3年・五木田和也)「シューティングゲーム制作」(電情1年・高島渉)「デスクトップエージェントの製作」(ロボ2年・篠宮健太)「ヘッドホンアンプの製作」(電情1年・金子郁容)「ブロック式自転車の製作」(デザ1年・梅田祥斗)「理想のカバン」(デザ1年・伊藤真人)「人工生命を用いた癒し空間の作製」(ロボ2年・高山知美)「外装と機構による昆虫型ロボットの製作」(ロボ2年・一瀬大地)「電波時計の製作」(電情1年・松本菜留美)「ヘッドホン・スピーカー・ラジオの作製」(電情1年・高木諒)「和弓の製作」(機サ1年・大関隆之介)「マイコン制御によるLEDイルミネーション」(電情2年・石上尚希)「カメラを利用した画像認識を用いて動作するロボット」(ロボ2年・木原崇宏)

【公募型】

 「工作マシンによる箸づくり」(学務部学務課・大林光次)「自転車・PCなどの再生」(教育センター・谷合哲行)「空中基地ロボット」(教育センター・佐野政明)「下品な音を奏でる装置及び、いい音で聴く装置の製作」(教育センター・轟木義一)「江戸和竿の制作ならびにバスロッドの制作」(学務部学務課・卓哉)

「大学院のご案内」完成


大学院のご案内

 千葉工業大学大学院を目指す学生のナビゲーターブック「大学院のご案内」=写真=が完成した。専攻ごとの授業科目や教員の専門分野・研究テーマなどの情報が網羅されている。募集要項と併せて入試広報課で無料配布している。

「技術士制度解説シリーズ」を発刊


技術士制度解説シリーズ

 千葉工業大学技術士会(溝邊哲男会長)は「技術士制度解説シリーズ」増刊号を発刊した。
 このシリーズは、「NEWS CIT」に2006年4月号から1年間にわたり連載されたもので、本学卒業生、大学院生、学生らが技術士制度や技術士試験制度を理解し、技術士試験に挑戦する資料としてコンパクトにまとまり、07年5月に初刊、好評を得ていた。今回、増刊号発刊にあたり同技術士会は、この小冊子がより一層利用されることを期待している。
 増刊号は、卒業生は同窓会事務局で、在学生は芝園学生センター、津田沼学生センターで無料配布している。