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「未来ロボティクス専攻」今春開設
本学大学院工学研究科に今年4月、「未来ロボティクス専攻(修士課程)」が開設される。入学定員は30人。昨年末、文部科学省が新設計画にゴーサイン、最先端のロボット開発・研究から、工学フィールドと社会に幅広い貢献を目指す。 現在、産業界のあらゆる分野でロボティクス技術が活用されている社会情勢を背景に、本学は2003年、「未来ロボット技術研究センターfuRo(フューロ)」を開設。さらに2006年4月には工学部に「未来ロボティクス学科」を新設、こうした実績をベースに未来ロボティクス専攻の誕生へと結実させた。 未来ロボティクス専攻では、ロボット開発に関する高度な専門知識や応用的能力、研究能力の育成のため、工学分野の学際化や総合化を図る。 これに伴い4月から機械サイエンス専攻(修士)の入学定員を90人から80人に、電気電子情報工学専攻(同)を80人から70人に、情報科学専攻(同)を80人から70人に変更する。 未来ロボティクス専攻長に就任する米田完教授(未来ロボティクス学科)は「チャレンジ精神豊かな皆さんの進学を大歓迎。機械、電気、電子、情報、そして人間工学的な分野までを学んで、最先端の知能的システムの実現を目指します。創造性を大切にし、柔軟な発想と着実な実行力を身につけることも重視します」と抱負を話している。 |
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木村優志さんに「最優秀賞」
群馬建築士会 学生設計コンペ
木村優志さん (大学院1年) |
木村さんの最優秀賞作品 |
前橋市の商店街の活性化を図るアイデアを競う「第2回 群馬建築士会 学生設計コンペ」で、本学大学院修士1年建築都市環境学専攻、木村優志さんが「最優秀賞」に輝いた。昨年12月、表彰状を贈られた木村さんは「育った土地で小さな頃から知っている場所だったので、とてもリアリティがあった。光栄です」と喜んでいた。
コンペは「前橋商店街弁天通りに暮らす家」がコンセプト。「あなたはどんな風に暮らしますか」をテーマに、その活性化と地域コミュニティーへの考え方を聞いた。応募は群馬県出身の大学生、高校生らから十数点の力作が集まった。
木村さんの作品はひとつの家ではなく、商店街の全体のひとつの機能として、商店街のための本棚のような店舗併用住宅を提案。店舗は古本屋としての機能と商店街の本棚としての機能を併せ持つ設計にした。
審査の結果、本を商店街で共有することで地域とのつながりも強くなり、本も満足し、本棚を建物のひとつと考えている点が高く評価された。また、書架という装置がうまくデザインされている、と審査員を感心させた、という。
本学建築都市環境学科の遠藤政樹准教授は「小さな土地に縛られ、人の損得ばかりを考える土地の使い方はそろそろ止めたい。街全体を見渡し、広い視野でとらえることを考えさせてくれる大胆な作品でした」と話す。
木村さんは「将来も群馬に何らかの形でかかわっていきたい」と決意している。
コンペは「前橋商店街弁天通りに暮らす家」がコンセプト。「あなたはどんな風に暮らしますか」をテーマに、その活性化と地域コミュニティーへの考え方を聞いた。応募は群馬県出身の大学生、高校生らから十数点の力作が集まった。
木村さんの作品はひとつの家ではなく、商店街の全体のひとつの機能として、商店街のための本棚のような店舗併用住宅を提案。店舗は古本屋としての機能と商店街の本棚としての機能を併せ持つ設計にした。
審査の結果、本を商店街で共有することで地域とのつながりも強くなり、本も満足し、本棚を建物のひとつと考えている点が高く評価された。また、書架という装置がうまくデザインされている、と審査員を感心させた、という。
本学建築都市環境学科の遠藤政樹准教授は「小さな土地に縛られ、人の損得ばかりを考える土地の使い方はそろそろ止めたい。街全体を見渡し、広い視野でとらえることを考えさせてくれる大胆な作品でした」と話す。
木村さんは「将来も群馬に何らかの形でかかわっていきたい」と決意している。
竹田次長ら3氏
教育功労者
竹田康宏次長 (総務部) |
布施富士子係長 (総務課) |
鈴木憲子係長 (津田沼教務課) |
本学の竹田康宏次長(総務部)、布施富士子係長(総務課)、鈴木憲子係長(津田沼教務課)の3人が、千葉県私学団体連合会(会長・古賀正一氏)から12月6日(土)に教育功労者の表彰を受けた。
竹田次長は、昭和56年4月に勤務以来、総務課長、総務部次長等の要職を歴任し、各種申請事務及び学内規定の整備等本学発展の基盤の確立と充実発展・向上に多大なる貢献をした。
布施係長は、昭和50年3月に勤務し、教務課、入試広報課、学務課、総務課等数多くの部署において、迅速かつ正確に業務処理を行い、若手職員の指導・育成にも積極的に取り組み、本学発展に多大なる貢献をした。
鈴木係長は、昭和50年3月に勤務以来、教務課、学事課、施設課などの部署において、業務遂行能力を存分に発揮、さらに後輩職員の指導、育成に積極的に取り組み、本学発展に多大なる貢献をした。
竹田次長は、昭和56年4月に勤務以来、総務課長、総務部次長等の要職を歴任し、各種申請事務及び学内規定の整備等本学発展の基盤の確立と充実発展・向上に多大なる貢献をした。
布施係長は、昭和50年3月に勤務し、教務課、入試広報課、学務課、総務課等数多くの部署において、迅速かつ正確に業務処理を行い、若手職員の指導・育成にも積極的に取り組み、本学発展に多大なる貢献をした。
鈴木係長は、昭和50年3月に勤務以来、教務課、学事課、施設課などの部署において、業務遂行能力を存分に発揮、さらに後輩職員の指導、育成に積極的に取り組み、本学発展に多大なる貢献をした。