1面 |
ロボット関連技術で地域に新風を!!
第1回 次世代ロボットセミナー開く
次世代戦略産業(ロボット関連産業)を通じて地域を振興しよう――11月27日、本学と習志野商工会議所の共催で第1回「次世代ロボットセミナー」〜ロボット関連技術でビジネスチャンスをつかむ 地域に新しい風を!〜が本学津田沼キャンパスの新1号棟で開かれた。
未来ロボティクス学科教授陣が支援
本学と習志野商工会議所共催
本学と習志野商工会議所共催
ハイペリオンの性能を説明する米田教授(中央) | ||
講演する米田教授 | 挨拶する中野教授 |
本学は文部科学省の「現代的教育ニーズ支援プログラム(現代GP)」によって地域連携を目指して多くのプロジェクトに取り組んできた。
このセミナーは、習志野市が09年度にロボット事業創成コンソーシアムを作るためのステップ。11月から来年3月まで毎月1回、本学の先端ロボット技術を学んでもらうため未来ロボティクス学科の教授陣が講演する。27日は米田完教授が、「新しいロボットメカニズムの創造」と題し講演した。
同教授は「かたちではなく、機能が目標」と前置きし、これまでの研究の中から2足、4足歩行ロボットについて、モーターの数などをいかに効率化するかの追究、また膝関節をなくしたり足裏を回転させるなどの工夫をビデオで紹介。さらに壁面歩行ロボット、凸凹を乗り越えるクローラ車両(粉体応用)も紹介した。
「生物に学び、生物を超えるロボット」を目指したロボットの機能的なかたちの追究成果に、聴衆は引き込まれていた。同教授は最後に「弱いところを強くして不具合が直れば成功」と、ロボットが次々倒れる“失敗例ビデオ”を上映、会場の爆笑を誘った。
セミナー担当責任者の未来ロボティクス学科長・中野栄二教授は挨拶で「教育的観点からも産業界と共に取り組みたい。今、多くの子供がゲームなどバーチャル世界に浸りきっている。手を動かしてものを作る喜びを取り戻すことで、子供たちがいろいろな分野に興味を持つだろう。このセミナーを幅広くとらえてほしい」と述べた。
セミナーの日程は次のとおり。
◇12月18日(木)◇09年1月22日(木)◇2月26日(木)◇3月26日(木)
なお、3月には本学で両者共催(予定)の「先端ものづくりチャレンジ2009inならしの」を開き、企業・市民・学生・子供たちが技術を自慢し合い、提案し合う場とする予定。
このセミナーは、習志野市が09年度にロボット事業創成コンソーシアムを作るためのステップ。11月から来年3月まで毎月1回、本学の先端ロボット技術を学んでもらうため未来ロボティクス学科の教授陣が講演する。27日は米田完教授が、「新しいロボットメカニズムの創造」と題し講演した。
同教授は「かたちではなく、機能が目標」と前置きし、これまでの研究の中から2足、4足歩行ロボットについて、モーターの数などをいかに効率化するかの追究、また膝関節をなくしたり足裏を回転させるなどの工夫をビデオで紹介。さらに壁面歩行ロボット、凸凹を乗り越えるクローラ車両(粉体応用)も紹介した。
「生物に学び、生物を超えるロボット」を目指したロボットの機能的なかたちの追究成果に、聴衆は引き込まれていた。同教授は最後に「弱いところを強くして不具合が直れば成功」と、ロボットが次々倒れる“失敗例ビデオ”を上映、会場の爆笑を誘った。
セミナー担当責任者の未来ロボティクス学科長・中野栄二教授は挨拶で「教育的観点からも産業界と共に取り組みたい。今、多くの子供がゲームなどバーチャル世界に浸りきっている。手を動かしてものを作る喜びを取り戻すことで、子供たちがいろいろな分野に興味を持つだろう。このセミナーを幅広くとらえてほしい」と述べた。
セミナーの日程は次のとおり。
◇12月18日(木)◇09年1月22日(木)◇2月26日(木)◇3月26日(木)
なお、3月には本学で両者共催(予定)の「先端ものづくりチャレンジ2009inならしの」を開き、企業・市民・学生・子供たちが技術を自慢し合い、提案し合う場とする予定。
産学懇談会に373社参加
新学科説明やキャンパス環境整備を紹介
本岡学長が挨拶する産学懇談会会場 | 懇親会で企業担当者と情報交換 |
金融危機が影響して一転、厳しさを増した就職状況――その中で、本学と多くの企業が情報を交換する平成20年度の「産学懇談会」が11月7日、ホテルニューオータニ幕張で開かれた。企業側から373社・390人が参加、本学からは本岡誠一学長はじめ就職責任者、各学部・学科代表が出席した。
第一部では本岡学長が挨拶。企業の学生採用への支援、協力に感謝したあと、建学の精神「師弟同行 自学自律」や教育目標を説明、「技術者教育は当然として、教養や基礎科目を同時に学ばせ、しっかりした人間をつくる教育を行っている」と述べた。
学長はさらに、2009年4月に誕生する「金融・経営リスク科学科」を紹介。また、津田沼、芝園両キャンパスに完成した新しい教育・研究棟に触れ、教育環境はますます整備されていると説明した。このあと、ジャーナリストの櫻井よしこさんが「日本の進路」と題して講演した。
第二部の懇親会は宇野英隆常任理事(前学長)の開会の辞・乾杯で始まり、各学科別のテーブルで教員らが企業の人たちと懇談した。今回初参加の未来ロボティクス学科は、卒業生が巣立つのは次年度だが、担当の米田完教授らの周りにも多くの人の輪が出来た。会は小原二郎常任理事の感謝の辞で終了した。
第一部では本岡学長が挨拶。企業の学生採用への支援、協力に感謝したあと、建学の精神「師弟同行 自学自律」や教育目標を説明、「技術者教育は当然として、教養や基礎科目を同時に学ばせ、しっかりした人間をつくる教育を行っている」と述べた。
学長はさらに、2009年4月に誕生する「金融・経営リスク科学科」を紹介。また、津田沼、芝園両キャンパスに完成した新しい教育・研究棟に触れ、教育環境はますます整備されていると説明した。このあと、ジャーナリストの櫻井よしこさんが「日本の進路」と題して講演した。
第二部の懇親会は宇野英隆常任理事(前学長)の開会の辞・乾杯で始まり、各学科別のテーブルで教員らが企業の人たちと懇談した。今回初参加の未来ロボティクス学科は、卒業生が巣立つのは次年度だが、担当の米田完教授らの周りにも多くの人の輪が出来た。会は小原二郎常任理事の感謝の辞で終了した。
推薦入試に1727人
平成21年度――
平成21年度のAO・推薦入試が全て終了した。
9月6、7日の2日間で実施されたアドミッション・オフィス(創造型)入試から始まり、10月12日、13日のアドミッション・オフィス入試。また、11月9日に自己推薦入試、専門高校推薦(自己推薦型)入試、帰国生徒特別入試、社会人特別入試、編入学試験を実施。11月16日に指定校制の推薦入試(専門高校含む)、帰国生徒推薦入試のほか、外国人留学生特別入試をそれぞれ行った。
今年度は来春開設される社会システム科学部の金融・経営リスク科学科についても11月9日に自己推薦入試、11月16日にアドミッション・オフィス入試、11月16日と30日に推薦入試(指定校制)を実施した。
志願者数は、アドミッション・オフィス(創造型)入試で607人。アドミッション・オフィス入試で412人。また、その他の推薦入試全体で708人となった。
9月6、7日の2日間で実施されたアドミッション・オフィス(創造型)入試から始まり、10月12日、13日のアドミッション・オフィス入試。また、11月9日に自己推薦入試、専門高校推薦(自己推薦型)入試、帰国生徒特別入試、社会人特別入試、編入学試験を実施。11月16日に指定校制の推薦入試(専門高校含む)、帰国生徒推薦入試のほか、外国人留学生特別入試をそれぞれ行った。
今年度は来春開設される社会システム科学部の金融・経営リスク科学科についても11月9日に自己推薦入試、11月16日にアドミッション・オフィス入試、11月16日と30日に推薦入試(指定校制)を実施した。
志願者数は、アドミッション・オフィス(創造型)入試で607人。アドミッション・オフィス入試で412人。また、その他の推薦入試全体で708人となった。
2面→ |
千葉工業大学/〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1
Copyright © 1998-2006 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.
Copyright © 1998-2006 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.