2007.7.15
3面

平成20年度 入試要項決まる


AO(創造型)入試で能力適応者発掘
 本学の平成20年度入学試験日程等が決定した。
 20年度は、新たに全学部・全学科で簡単な実技試験などを実施する「アドミッション・オフィス(AO・創造型)入学試験」を9月に実施し、従来行っている10月の「アドミッション・オフィス入学試験」と併せてAO入試を2回実施することになった。
 AO(創造型)入学試験では、全学部・全学科でものづくり・デッサン・プレゼンテーションおよび面接を行い、学力審査では判断し得ない能力を多面的かつ総合的に審査・評価し、各学科にふさわしい者を発掘することを目的としている。
 また、一般入学試験では、大学入試センター利用試験は変更なく実施するが、さらにセンター試験を受験していれば出願できる「センタープラスワン入学試験」を新たに導入した。
 プラスワンの本学試験日は2月18日で、センター試験の高得点1科目と本学試験の選択1科目(数学または理科)の2科目で採点する方法、または、センター試験の高得点2科目(工学部・情報科学部は数学を含む高得点2科目となる)で採点する方法のうち、高得点の点数を自動的に採用し、合否判定を行う(下表参照)。
センタープラスワン入学試験の特徴
 A日程試験は、19年度同様3教科受験(デザイン科学科、経営情報科学科、プロジェクトマネジメント学科のみを出願の場合2教科受験)ではあるが、すべての学部・学科において英語または理科の高得点教科と数学の2教科で合否判定を行うこととした。
 B日程試験では、19年度3教科試験(社会システム科学部は2教科試験)だったものを、20年度はすべての学部・学科において2教科受験2教科採点方式とし、3日間あった試験日を2日間に短縮した。C日程試験は特に変更はない。
 また、全学部全学科で行っているアドミッションオフィス入学試験、自己推薦入学試験、専門高校推薦(自己推薦型)入学試験、推薦入学試験「専門高校含む」(指定校制)、帰国生徒推薦入学試験(指定校制)については19年度通り実施。特別推薦入学試験においても特に変更はない。
平成20年度 入学試験日程
一般入学試験出題範囲

入試説明会に123校参加


相談会では推薦入試に多くの質問が
入試説明会で変更点などのメモをとる高校教師   高校教師からAO入試などの質問があった個別相談会
入試説明会で変更点などのメモをとる高校教諭   高校教諭からAO入試などの質問があった個別相談会
 千葉工業大学の平成20年度入試説明会が6月6日(水)、津田沼校舎7号館4階大会議室で午後1時から行われ、123の高校から125人の教諭が参加した。
 開会のあいさつで、本岡誠一学長は、本学の教育方針や学生への支援制度について述べた。続いて教務システムを中村和彦教授(教務委員長・機械サイエンス学科)が、学生生活と就職支援についてを高梨昇キャリアセンター部長と稲葉祐一学生センター次長の2人が説明した。
 この後、メインプログラムとなる平成20年度入学試験について、宮崎収兄教授(入試委員長・情報工学科)が、昨年度入試と変更になるところを中心に説明した。
 説明会終了後、進学と学科に分けて個別の相談会が設けられた。高校側からは、推薦やAO入試に関する質問が多く、関心の高さがうかがえた。


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