2007.3.15
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19年度 入試終わる 総志願者14,196人


平成19年度 学科別志願者・受験者・合格者

 平成19年度B日程試験が2月16日(金)、17日(土)、18日(日)の3日間、本学津田沼校舎をはじめ、サテライト5会場(水戸、大宮、宇都宮、横浜、立川。サテライト会場は16日、17日のみ)で行われた。
 続いて、19年度最後の入試となるC日程試験は3月6日(火)に本学津田沼校舎で行われた。志願者数はB日程が1720人、C日程が632人で、推薦入試も含めた19年度総志願者数は1万4196人となり、前年度より5334人減った。
 B日程、C日程の学科別志願者・受験者・合格者数は別表の通り。
入試問題に取り組む受験生
入試問題に取り組む受験生

本学とコンピエーニュ工科大(仏) 協定書更新と覚書に調印


学生の交換留学を活発に
コンピエニーニュ工科大ステファン学長(左)とにこやかに握手を交わす本岡学長(右) 広々とした空間と静寂さに囲まれるコンピエーニュ工科大学
コンピエーニュ工科大ステファン学長(左)と
にこやかに握手を交わす本岡学長(右)
広々とした空間と静寂さに囲まれるコンピエーニュ工科大学
 本学はフランスのコンピエーニュ工科大学と交流を深めるため、協定書の更新及び学生交換プログラム覚書に調印した。1月に本岡誠一学長、三井田惇郎情報科学部長ら4人の代表が現地を訪問、本岡学長とローナン・ステファン学長が署名した。本学はこれまでも同大学と短期留学生の交換、教員の留学及び短期交換、特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)などの共同研究を行ってきたが、今後は学術情報交換も活発に行う。
 同大学は、パリ北東約70キロのコンピエーニュにある国立の工科系単科大学(1972年設立)。新システムを積極的に取り入れ、産業界との連携も強化しており、米欧をはじめ中国、韓国などアジア、さらにアフリカ、中南米など、世界各地の大学や研究機関との交流を盛んに行っている。
 今回の千葉工大訪問団は、ステファン学長やルイス・コート交流担当副学長とミーティングを持ち、各分野の研究室を訪問。また、コンピエーニュ大学留学中の本学学生とも面会した。
 なお、平成19年度の大学院生交換留学プログラムについての説明会は4月16日に津田沼校舎で行われる。問い合わせは国際交流課まで。
協定書に調印する本岡学長(右)とステファン学長
協定書に調印する本岡学長(右)とステファン学長

シミュレータ教育教材を世界へ


ユネスコ経由で供与
シミュレータ教材の説明をする三井田教授(左)とハッシム上席専門官(右)
シミュレータ教材の説明をする三井田教授(左)と
ハッシム上席専門官(右)
 本学の本岡誠一学長は本年1月にパリのユネスコ本部を訪問して高等教育局のハッシム上席専門官と会談した。席上、三井田惇郎情報科学部長は、本学が独自に開発しているシミュレータ教育教材群をユネスコ経由で世界に無償提供したいと述べた。
 本学では過去10年余にわたり、シミュレータを利用した独自のマルチメディア教育教材(取り組み責任者=三井田情報科学部長)を開発し、学生の教育に利用してきた。これらを本学の強力なネットワークシステム(ラーニングマネージメントシステム)上に展開したe−learningは、ユビキタス環境を学生に提供する手法として、すでに文部科学大臣賞を受賞するなど、日本の教育界の牽引力になっている。
 今回は、このシステムで用いられているシミュレータプログラム群の一部、50コンテンツ(物理、数学、情報、音響分野)をユネスコに供与し、世界の100高等教育機関に配布する。これらのシミュレータ教材を用いると定量的な仮想実験ができるため、高度な実験機器を伴う高度な学生実験等をパソコンのみで行うことが可能になる。
 これらの成果は本年9月に本学で開催される国際シンポジウムで検証され、ユネスコの正規プロジェクトとしての採用が検討される予定である。


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