学長講話――
高まる新入生の学習意欲
新入生や父母に、大学への理解と、目指す教育の方向性を示すため、入学式終了後、本岡学長の「入学生諸君へ―千葉工業大学で学ぶために―」と題する特別講話が行われた。
(内容は4〜5面に掲載)
講話では本学が、21世紀の科学技術をリードする人材育成のために、どのような教育を実施しようとしているのかを、建学からの歴史を振り返りながら具体的に示した。また、本学の就職状況では、世界的に知名度の高い有力企業で活躍する、将来への道が開かれていることを知り、新入生は一段と学習意欲を高めたようだった。
未来ロボティクス学科に関心
入学式後の午後2時30分から、芝園キャンパスで各学科のガイダンスが行われたが、今年度からスタートする「未来ロボティクス学科」には、300人を超える新入生、父母が参加。関心の高さをうかがわせた。わが国ロボット工学界をリードする第一人者たちが集結し、教授に就任したこともあり、マスコミの取材陣も詰め掛け、会場の1号館1101講義室は熱気に溢れた。
日本ロボット学会創設を主導、学科長に就任した中野栄二教授は「本学科は21世紀の産業の中核となる、最先端技術を学ぶ場所だ。ものづくりの理論と技術を学び、ロボット研究を通して、生命の真髄を知ってほしい」と挨拶。未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之所長が学生を指導する全教員を紹介。同所長の師で、アメリカで研究を続けていた富山健教授によりカリキュラムが紹介された。このあと11号館で、各種ロボットのデモンストレーションが行われ、新入生たちの新学科への期待を膨らませていた。
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