2006.03.15

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18年度 入試終わる

総志願者数19,530人
 

   
 平成18年度入学試験も大詰めを迎え、本学の2月後期試験が20日(月)、21日(火)、22日(水)の3日間、3月試験が7日(火)、8日(水)の2日間津田沼校舎で行われた。2月後期、3月試験の結果は別表のとおり。
 これにより平成18年度の本学入試は全て終了した。平成18年度の本学総志願者数は1万9530人で前年度(2万3256人)に3726人届かなかった。
 19年度から全入時代(志願者数と募集人数が同じになる。千葉県では、18年度から全入)を迎え、各大学にとって入試環境は一段と厳しくなる。

 
2月後期入試に取り組む受験生
平成18年度 学科別志願者・受験者・合格者
 
 
卒業研究・制作展

工夫した展示方法が好評
工業デザイン学科


 工業デザイン学科の卒業研究・制作展(小松広利実行委員長・4年)が、2月24、25、26日の3日間、津田沼校舎7号館で開催された。工業デザイン学科として開催する同制作展は、今年度が最後となり、締めくくりを飾るにふさわしい展示をしようと、実行委員会一同、力を合わせて開催準備に取り組んできた。
 特に力を入れたのは展示方法で、1階のフレキシブルワークスペースに広々とした展示を心掛けたり、4階は開放感を持たせるため窓からの光を遮らないようにしたり、会場に入ると全体が見渡せるような工夫もした。
 デザインの専門的な学習によって養った基礎技術や感性から生まれた研究成果は来場者からも好評で、モデルを触ったり、パネルをじっくり読んだり、時間をかけて作品を見ている姿が多く見られた。また、3日間での来場者は約500人。
 小松実行委員長は、「最初は戸惑いもあったが、委員のみんなの協力で無事に卒展を3日間成功させることができて嬉しい」と喜びを語っていた。

 
新しいデザインの携帯電話も・・・ 工業デザイン学科としては最後の卒展。
多くの参観者に好評だった
 
 
小学校でロボット授業

中野君ら有志4人――
「モノづくりへの興味が勉学にも反映すれば・・・」

 

   
 本学機械サイエンス学科3年の中野博文君をリーダーとするロボット製作仲間有志4人が、2月13日午後1時50分から習志野市立向山小学校6年生児童にロボット授業を行った。メンバーは中野君ほか、柳沢潤君・同学科3年、野口宏実君・同学科1年、ニ田政士さん・本学OBの4人。
 中野君は同小学校の卒業生で、自作の人型ロボットなどを持ち込み、ロボットの原理やモーターの役割などについて説明した。この授業は、「理科離れや不登校の児童が増えており、モノづくりへの興味が勉強への意欲を高めるのでは」と中野君らが自主的に開いた。
 授業は、同小1階のオープンスペースを使って、2足歩行ロボットの動きの作り方、モーター制御実験、ライントレーサ体験、ラジコン体験などを行った。
 このロボット授業に参加した児童たちは、直接ロボットに触れて楽しそうに授業を受けていた。授業を受けた中の一人、須永祥敬君は「2〜3日間で出来上るロボットもあると聞いて凄いと思いました」と嬉しそうに話していた。
 中野君らは朝日新聞にも掲載され、3月1日も同市立谷津南小でロボット授業を行った。
 
ロボットを手に指導する中野君
 

ロボットに興味を示す児童
 
 
日本学生支援機構の奨学金による短期留学生決まる

君も異文化に触れよう
 

 短期留学推進制度は3カ月以上1年以内の期間で交流協定校に留学する場合が対象となり、毎月8万円の奨学金が留学生に支給されます。この制度で、平成18年度はフランスコンピエーニュ工科大学に本学大学院デザイン科学専攻博士前期課程1年の青木由里子さんが4月から6月まで、またコンピエーニュ工科大学から本学デザイン科学専攻へ4月から9月までそれぞれ留学することになりました。
募集から選考の過程(18年度参考)
(1) 日本学生支援機構(JASSO)からの募集にもとづいて、以下のように11月上旬に学内告知した。
  津田沼校舎6号館掲示板および芝園校舎5号館掲示板に学生向けに掲示した。
  各教員向けに募集案内を各学科に配布した。
(2) 留学希望学生の中から学内選考会を経て、候補者を選考し、教授会において審議され、短期留学生として正式決定した。
(平成19年度以降に留学を考えている学生は、まず教員(クラス担任・指導教員)に相談してください。詳細については、国際交流課(TEL:047ー478ー0245)にお問い合わせください。)
 
 
留学を前にコンピエーニュ工科大学の様子を聞く青木さん(左)   留学生を迎えるコンピエーニュ工科大学
 
  
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