千葉工業大学のラグビー部創部60周年記念行事が、11月3日(木・祝)に行われ、ラグビー部のOB約90人が参加して、盛大に60周年を祝った。
まず、午後2時からは茜浜グラウンドで、現役対若手OBの試合が20分ハーフで行われた。前半は12対12の互角だったが、後半に現役チームがトライを挙げて、26対12で勝利を収めた。続いて、30歳以上のOB同士の試合(15分のみ)も行われ、往年のプレーを思わせるエネルギッシュな動きに、観客から大きな拍手を浴びていた。
午後5時からは、記念祝賀会が津田沼校舎5号館6階で開かれた。はじめに木戸恒男ラグビー部OB会長があいさつを行い、その中で本学ラグビー部は興亜工業大学時代に同好の士が集まって結成し、昭和21年の千葉工業大学になって正式に発足したことを説明された。
さらに、「大勢の諸先輩、OBのお力添えや支援がありましたが、中でも体育の先生だった和気良文先生と亡くなられた東谷拓先生には、監督、部長という立場で約40年間お世話になりました。平成9年からは学生課課長補佐の福江聡さんに面倒をみていただいております。この3方にあらためてお礼申し上げます」とあいさつした。
続いて、本岡誠一学長、西林賢武学生委員会委員長から祝辞があり、野口盛雄体育会顧問の音頭で乾杯して、祝宴に入った。この後、ラグビー部の現状報告、校歌斉唱などがあり、参加者は学生時代の思い出を楽しく語り合っていた。最後に同部の伝統を引き継いていくことを誓いあって、閉会になった。 |
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若さを取り戻したOBラガー同士の戦い
創部60周年記念祝賀会で
あいさつする木戸OB会長 |