現在、同研究室には大学院修士課程4人、同博士課程2人、学部学生11人の計17人の学生がいる。学生には「君たちがやった研究は世の中に役立つのだから…」と指導している。1週間に一度ミーティングを開いて、「今週は何をやったか。来週は何をやるのか」を各自10分間発表させ、コミニュケーション能力を高めている。「それに“研究は、まず挨拶から”が私の研究室のモットーです」と説明する。
「ある会社と共同研究を始めたら、『すぐに技術を社内で展開したいから、卒業生をください』と言われました。中には入社して1〜2年で、研究室を持たせてくれた企業もあります。企業の人たちが来られる時は、学生も一緒に参加してディスカッションをします」と、まさに産学連携を実践している。学生たちからは「素晴らしい先生で、足下にも及びません」と強い信頼を受けている。
茂木教授は、高校では卓球の選手で、栃木県チャンピオンになったことがある。いまは朝のウォーキングが健康法を兼ねた趣味。ほかには旅行。 |
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▲「茂木教授は素晴らしい先生です」と学生たちも強い信頼を寄せる |