千葉工業大学と
アリゾナ州立大学が、
学生へ多様な
教育機会を
提供するための
協定を締結
全米No.1大学の教育力と
先進的な研究環境を活用
千葉工業大学(以下、CIT)とアリゾナ州立大学(以下、ASU)はこのたび、学術研究および教育の発展に向けた取り組みを開始します。
この協定に基づき、ASUの先進的な研究施設や教育プログラムを活用し、CITの学生や研究者には、新たな知識や技術を習得し、国際的な学習経験を得る機会が提供されます。 CITの学生専用の国際交流プログラムや夏季プログラムにも参加でき、将来に向けて必要なスキルを身につけることも可能となります。
また、全米トップクラスの施設と国際的なネットワークをもつASUとの密接な連携を通じて、グローバルな視点を持つ人材の育成を推進します。特に、半導体や宇宙産業の分野での研究と教育の強化を図り、本学の建学の精神である「世界文化に技術で貢献する」という理念に基づいた技術革新と人材育成を目指します。
今回の協定により、CITとASUは、未来の日本や世界の技術を担う人材の育成と最先端の研究開発に向けた取り組みを一層強化し、両国の工学分野におけるリーダー育成強化を目指します。
千葉工業大学学長
伊藤 穰一
教育へのアクセスを拡大し、社会に貢献できる学生を育成するという、多くの基本理念を共有するアリゾナ州立大学と協定を結べることを非常に嬉しく思います。
アリゾナ州立大学は、革新的アプローチで規模を拡大すると同時に、影響力を高め、質を向上するという道を切り開き、世界の大学のモデルとなってきました。様々な側面において同大学から学び、日本における同大学の存在感を高め、同大学の講座、手法、研究を日本の学生や研究者にも提供していきたいと考えています。
アリゾナ州立大学学長
マイケル・M・クロウ
「ASUは、質の高い高等教育を世界中の人へ届ける活動をしています。その教育が広がることで、より多くの学生たちの学習成果が向上することを目指しています。」とアリゾナ州立大学のマイケル・M・クロウ学長は発言しています。さらに、「これまで学問は、限られた人たちだけの閉じられたものであり、そこから広い範囲に提供されてきました。しかしそれでは、人類が社会で目指すべき場所には到達できません。私たちはその状況を変え、大規模に展開し実行していきます。」と語っています。
千葉工業大学(CIT)
について
千葉工業大学は、1942年に高度な科学技術者を養成し、日本をはじめアジアの諸国を豊かにするという社会的な要請を受け「興亜工業大学」の名称で創立されました。1946年に千葉県に移転し「千葉工業大学」と改称。現存する日本の私立工業大学の中で最も長い歴史を持ち、現在5学部17学科と5研究科15専攻で構成されています。
ロボット工学から惑星探査、コンピューターサイエンスに至るまでダイナミックな研究ポートフォリオを擁し、進化する社会のニーズに応えるべく最先端の技術ソリューションを提供することに全力を注いでいます。
また、技術・文化の両分野の研究者を結集し、専門性の枠を超えた新しいプラットフォームや文化的成果を創造、設計、構築することを目的とした変革センターを2021年に立ち上げました。
アリゾナ州立大学(ASU)
について
アリゾナ州立大学は、U.S. News & World Reportにて10年連続、全米で「最も革新的な学校」に選ばれた大学であり、「ニューアメリカンユニバーシティ」のモデルを確立しました。さらに重要な分野で毎年トップクラスにランクインしており、包括的な機能を持つ公立の研究機関として評価されています。その評価は、誰を排除するかではなく、誰を受け入れ、彼らがどのように目標を達成していくのかということによって決定されます。
また公共的価値を持つ研究や新たな発見を進め、アリゾナ州立大学が社会に対して果たすべき文化的・経済的な役割、ひいては社会全体の幸福に対しての根本的な責任を担っています。
さらにアリゾナ州立大学は、学びが学生自身のチャレンジであること、その経験から成長し、発見のプロセスが従来の学問分野に縛られないことをポリシーとしています。学生の学習意欲に対応するパイオニア精神を持つ研究者を教員として招き、全米50州および130か国以上から優秀な学生を集め、幅広い機会を提供しています。