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国際宇宙ステーション(ISS)流星観測プロジェクト「メテオ」いよいよ観測開始!


<概要>
 千葉工業大学 惑星探査研究センター(PERC)が進める国際宇宙ステーション(ISS)からの流星観測プロジェクト「メテオ」は、2016年7月7日より観測を開始しました。
 3度目の打上げ(2016年3月23日、日本時間)で無事ISSに届けられた後、観測準備を進めてきました。当初、4月から観測を始める予定でしたが、ISS側の諸事情や予期せぬ不具合が続き、観測開始が遅れました。5月20日にはISS上のPCと通信が確立、6月16日にはメテオカメラを起動し動作確認を行い、7月7日にようやく観測窓のシャッターを開ける許可が下り、観測を開始しました。観測映像はほぼリアルタイムで、ISSからPERCのメテオ運用室にダウンロードし、確認しています。現在は流星群の期間ではありませんが、すでに流星を捉えることに成功しました。

ISSに設置されたメテオ

ISSに設置されたメテオ
(7月7日宇宙飛行士により撮影)

メテオのファーストライト映像より

メテオのファーストライト映像より (7月7日撮像)
視野上部に見えるのはISSのロボットアーム

<今後の予定>
 7月末のみずがめ座デルタ流星群および8月中旬のペルセウス座流星群を観測する予定です。なお、SpaceX無人補給機ドラゴン9号機がISSに係留する7月20日から8月末(予定)の間は観測窓のシャッター開放時間が限られるため、それぞれの流星群の観測時間は5日間程度になります。二つの流星群のデータを記録したハードディスクは、SpaceX無人補給機9号機によって、地球に持ち帰られる予定です。

<WEBサイト>