「多元化合物」は設計の自由度が大きいことから、未来の新しいデバイスのための材料の宝庫といわれています。私の研究室では、
このような多元化合物やそのナノ構造体の作製を行い、レーザー光を用いて材料の性質を明らかにしています。
この研究をもとに、優れた未来の材料を開発することができれば、たとえば今よりも高効率な太陽電池が誕生し、
地球環境に優しい発電システムが普及する新しい世の中になるかも知れません。
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Q.研究を続けていく中での先生の「やりがい」は?
- 多元化合物の中には、まだ人類が取り組んでいない材料が山のようにあります。その中からデバイスの画期的な発展につながる材料を見つけ、作り出し、その性質を明らかすることは楽しいです。
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Q.研究室での具体的な活動について教えてください。
- 電気炉による太陽電池材料などの結晶作製や、レーザーを用いてその結晶の良質な薄膜化を行っています。また、作製した結晶や薄膜結晶の性質を明らかにして、その結果を薄膜結晶の高品質化に役立てています。
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Q.研究を通して記憶に残るエピソードを教えてください。
- 実験をしていると、いくつか不思議な現象に出会います。なぜそのような結果になるか、そのモデルを考えるには、いつも苦労しますが、そのモデルが後の実験で正しかったと検証できたときは達成感を
感じます。
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Q.座右の銘を教えてください。
- 「継続は力なり」
達成したいことは、あきらめずに続けていくことによって成し遂げられる。
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Q.若い世代に向けて、アドバイスをどうぞ。
- 自分自身が一番興味あることを見つけ、それにチャレンジしてください。