研究室紹介 名言で触れる想い

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Keizon Cho 工学部 情報通信システム工学科 アンテナ・システム研究室 長 敬三 教授

わたしの年表 Chronological table EPISODE #005

1963年
大阪で生まれ、小学生からは横浜で育つ。小学生のときは電車の運転手に憧れていた。
1988年
東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物理情報工学専攻 修士課程を修了。
同年
移動通信用アンテナの研究に着手。
2012年
千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科 教授。
2016年
同、工学部 情報通信システム工学科 教授に着任予定。

Field of study 研究内容

主に携帯電話などに用いるアンテナの関連技術を研究しています。中でも、複数の周波数で同時に動作するアンテナや新しい材料を応用した
アンテナ、より多くの情報を伝送する「空間多重伝送技術」などが中心です。
アンテナの小形化・高度化は、スマートフォンなどでもっと美しく臨場感のある映像が楽しめたり、無線で電力を送ることで電源コードが
不要になったり、生活をより便利にします。レーダーのような感知技術に応用すれば、クルマの衝突防止や自動運転など、
安全性の向上も期待できます。

Q.研究を始めたきっかけは何ですか?

小学生のころ、ラジオやテレビは線がつながっていないのに音が聞こえ、映像が見えるのが不思議で、興味を持ちました。中学生の頃には、将来は無線の技術者になりたいと思うようになりました。

Q.研究を続けていく中での先生の「やりがい」は?

線のような物理的な接続がないのに“つながる”ということは不思議で、夢があります。また、ロボットや
衛星などさまざまなフィールドで無線の技術は必須であり、そういった意味でも研究は非常にやりがいがあります。

Q.研究室での具体的な活動について教えてください。

企業と共同で研究開発を進めているテーマも多く、実際に世の中で使ってもらえる技術を実現すべく、学生とともに日々研究に励んでいます。

Q.研究を続けるうえで心がけていることを教えてください。

できるだけポジティブに考える、ということです。
何事も“いやだな、やりたくないなあ”と思いながら取り組むと良い結果は出ないものです。

Q.若い世代に向けて、アドバイスをどうぞ。

他者と比較して一喜一憂するのでなく、本当に比較するべきは過去の自分です。
半年前の自分、1年前の自分と比較して、どれだけ成長していますか?
ぜひ過去の自分から進化して、自分の成長を感じ取ってください。

KEIZO CHO meets 宇宙兄弟

“俺の敵はだいたい俺です”

?教官から「宇宙を目指す上で、君にとっての敵はなにか」と問われた
主人公・ムッタ。

「俺の敵は」
「だいたい俺です」

「自分の“宇宙へ行きたい”っていう夢を」
「さんざん邪魔して」
「足を引っぱり続けたのは」
「結局 俺でした」
「他に敵はいません」

自分自身という厄介な敵を乗り越えた先に、夢はきっと待っている。

Side Story

  • 健康増進も兼ねて、自宅付近の山に
    ウォーキングに行くことも。
    神奈川県の大山は、標高差900mくらいを上って下りる、結構ハードなもの。

  • 歴史小説が好きで、沢山読んでいる。
    写真は佐伯泰英の「密命」シリーズ。

  • 箱根駅伝の時期になると読み返す、
    三浦しおんの「風が強く吹いている」。
    読むと元気が出て、自分も走ってみたくなる。

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