研究室紹介 名言で触れる想い

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Masaya Ando 先進工学部 知能メディア工学科 エクスペリエンスデザイン計画研究室 安藤 昌也 教授

わたしの年表 Chronological table EPISODE #012

1974年
岐阜県で生まれる。3才の時にはエンジンの点火プラグをおもちゃに遊ぶ。
1997年
早稲田大学 政治経済学部 経済学科を卒業。
1998年
経営コンサルティング会社の設立に参加。取締役として経営にも携わる。
2005年
家電製品を使う人が、その製品を評価する心の仕組みに関心を持ち、大学院博士課程に進学。
2009年
総合研究大学院大学 文化科学研究科 メディア社会文化専攻修了。博士(学術)。
2011年
千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 准教授。
2015年
同、工学部 デザイン科学科 教授。
2016年
同、先進工学部 知能メディア工学科 教授に着任予定。

Field of study 研究内容

多くの人によい体験を提供できる製品やサービスを開発するための、デザイン方法や評価方法を中心に研究をしています。
また、企業などと連携して、実際のコンセプト開発や製品開発を手伝うこともあり、すでに商品化されたものも多数あります。
こうしたデザイン実践を行うために、使う人の心理や行動パターンの研究に力を入れています。
特に、使う人の利用状況とその心理を深く理解することで、さまざまな製品をより魅力的で役立つものにすることができます。

Q.研究を始めたきっかけは何ですか?

昔、海外企業の携帯電話を使っていました。それはデザインが良い反面、ありえないほど
使いにくいものでした。しかし、いつしかそれにも慣れ、むしろ友人にその携帯電話の良いところを
紹介したり、使いこなしていることを自慢したりしていました。使いにくいはずなのに、
なぜそのような評価をしたのか?とても不思議でした。
最初から使いやすいだけでなく、時間をかけてでも好きになってもらえる製品を創ることは
できないだろうか。そんな疑問が研究のきっかけになりました。

Q.研究を続けていく中での先生の「やりがい」は?

これまで誰も明らかにしていないことを見つけ、それに挑戦する好奇心。
結果がよくても悪くても、挑み続けること自体がとても楽しいことです。

Q.研究室での具体的な活動について教えてください。

企業や行政とのプロジェクトを多く手がけています。また、毎年3月、研究やプロジェクトの成果を
発表する展示会を都内で実施しています。その企画や運営も学生たちが自主的に行っています。

Q.座右の銘を教えてください。

「いつもなぜと問わなければならない」
パナソニックの創業者、松下幸之助の言葉です。新しい物事は、つねに疑問から始まります。

Q.若い世代に向けて、アドバイスをどうぞ。

夏休みの自由研究のように、好奇心をいつまでも持ち続けることが大事です。
もう一つは自分でやってみること。ネットの情報だけでなく、自分で行動し、
直接感じた経験と感覚を大事にして欲しいと思います。

MASAYA ANDO meets 宇宙兄弟

“悩むなら なってから悩みなさい”

宇宙飛行士の選考中、自分のような憧れだけの人間が
試験に参加していて良いのかと悩む、
主人公・ムッタ。
しかし、それでいい、とシャロン博士は説く。

「最初の動機なんてみんな大差ないわよ」
「好奇心だったり 憧れだったり」
「入り口は夢みる少年少女よ ムッタと同じ」
(中略)
「悩むなら なってから悩みなさい」

Side Story

毎年3月に都内で開催している
研究室の活動報告展で。
そろいのパーカーのデザインやプリントもすべて手作り。

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