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先進工学部


先進工学部には、工学分野の中でも急速に発展した新しい領域をターゲットにした3つの学科があります。ここでは最新の科学技術を学び、社会で活躍する人を育てます。基礎となる知識や考え方を十分に学んで、先進科学技術を本質的にとらえ、将来的な進化に柔軟に対応し、それぞれの分野の先頭を走る能力を身に付けるようにカリキュラムを構成しています。また、先進工学部で研究している内容は、現在の社会で強く発展が求められているもので、その成果は社会や生活の利便性を向上させるものです。ロボットを便利に使い、よく効く薬で健康を保ち、目の前で手に取るように情報をあつかう、そんな未来の社会を実現するため、先進工学部は進化を続けます。先進工学部 米田完教授
ディプロマ・ポリシー
先進工学部は,人間の生活における利便性を向上させ,工学分野における先進的な領域を開拓していく学際領域で,建学の精神である世界文化に技術で貢献する人材を育成することを目的とし,以下のとおり5 項目の卒業時点で学生が身に付けるべき能力を定め,これら能力の獲得とカリキュラム上で定める所定単位(教養科目36 単位以上,専門科目88 単位以上,合計124 単位以上)の取得をもって,人材像の達成とみなし,学士(工学)を授与する。

[先進工学部の学生が卒業時点において身に付けるべき能力]
(1) 工学分野での基礎的な知識と技術を有し,それを先進的領域や学際領域に応用する能力を身につけている。
(2) 課題解決に必要な専門的知識や技術を修得するため,自ら継続的・論理的に学習する能力を身につけている。
(3) 科学技術の進歩やグローバル化など,時代の変化に応じた視野と総合的な知識や技術を応用して課題解決を図る能力を備えている。
(4) 自らの思考や判断のプロセスを論理的に説明できるプレゼンテーション能力,他者とのコミュニケーション能力,グループでの共同作業においてチームワークやリーダーシップを発揮し,実行できる能力を身につけている。
(5) 専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解している。

カリキュラム・ポリシー
先進工学部のディプロマ・ポリシーで定めた各能力を修得させるために,以下に示す教育課程編成の基本方針,教育課程編成における5項目の具体的な方針,及び能力到達度の評価方針を定める。

[教育課程編成の基本方針]
厳選した少数の科目による教育課程編成を基本とし,履修科目の違いによらず,ディプロマ・ポリシーで定めた各能力を修得できるよう科目を配置する。また,教養科目群及び学科別専門科目群毎に学修・教育目標を設定し,各目標を達成するうえで必要な科目の体系と順次性をカリキュラムツリー及び科目ナンバリングにより明確化する。

[教育課程編成における具体的方針]
(1) 工学分野での基礎的な知識と技術を有し,それを先進的領域や学際領域に応用できるように,共通教養科目と専門基礎科目,学科別コアカリキュラムに基づく専門科目を体系的に配置する。
(2) 自ら継続的・論理的に学習できるように,初年次教育及びキャリアデザイン科目を必修に位置付けて主体的に学ぶ手法を修得させ,後続する教養・専門科目群において,主体的な学びの場を提供する。
(3) 生命科学・ロボティクス・知能メディア工学の各領域における先進的で高度な知識と技能を身に付けるための演習科目と,自発的な取り組みを誘発するための課題探究セミナーを配置し,更に専門知識や技術を最大限応用することを主眼とした卒業研究を配置する。
(4) 論理的に表現・説明する能力を有し,日本語と英語によるコミュニケーションができるようにするための実践的な日本語・英語科目,およびグループでの共同作業が的確に実行でき,他者との適切な協力関係を作り上げるための協同学習を行う科目を設ける。
(5) 専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解しそれを遵守できるように,技術者倫理に関する科目を配置し,各専門科目においても倫理性や社会的責任を意識させる。

[能力到達度の評価方針]
ディプロマ・ポリシーで定めた各能力の修得については,以下の共通要件に加え,各学科で具体的に定める要件をもって評価する。
  • 全ての必修科目を修得すること。
  • コミュニケーションスキル分野で6単位以上を取得すること。
  • 国際理解分野の「グローバル時代の法」及び「国際社会論」の中から2単位以上を取得すること。
  • 人間・社会・自然の理解分野の学部指定科目群1から6単位以上,学部指定科目群2から4単位以上を取得すること。
  • 教養特別科目分野から1単位以上を取得すること。
  • 総合分野の「課題探究セミナー」及び「総合学際科目」の中から2単位以上を取得すること。

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