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伝統とチャレンジ

小宮一仁学長

千葉工業大学 学長 小宮 一仁

創立時からグローバル人材を育成し、進化し続けてきた日本最古の大学

 千葉工業大学は常に変わり続けています。74年前、日本に欧米先進国に負けない工学教育を行う大学をつくり、日本だけではなくアジア全体の工業力を高めようという使命をもって創立されたのが千葉工業大学です。我が国を代表する哲学者である西田幾多郎先生が起草した千葉工業大学の設立趣意書には、「燃える愛国心と広く世界に知識を求める好学心とを兼備し、国家のみならずアジアを背負い世界文化に尽力する人物を養成する」と書かれています。この理想は「世界文化に技術で貢献する」という建学の精神として、千葉工業大学に関係する全ての人々が目指し、実行し、今日まで脈々と生き続けてきました。そして現在では、国立の東京工業大学に次いで日本で2番目に長い歴史を有する、私立では最古の工業大学として約1万人の大学生・大学院生が学ぶ、日本はもちろん、世界的に見ても大きな規模の大学に成長しました。

 千葉工業大学は、創立時から日本の高度成長期までの間、日本の近代化と成長を支えた技術の基礎となる工学の教育や研究に力を入れてきました。その後、デザイン科学、情報ネットワーク、プロジェクトマネジメント、未来ロボティクスなど、社会が求めるさまざまな学科を日本で最初に開設し、理工系を超える内容をもつ多彩な大学に変わってきました。
 そして、2016年春、従来の工学部が工学部、創造工学部そして先進工学部の3つの学部になりました。これは、従来の工学部の定員を変えることなく、工学部にあった6つの学科を、時代の要請に応えさらに進化するために3つの学部の12の学科に改編したものです。これにより、工学部、情報科学部、社会システム科学部の3学部11学科で構成されていた千葉工業大学は、工学部、創造工学部、先進工学部、情報工学部、社会システム科学部の5学部17学科の大学に生まれ変わりました。初年次教育や教育支援が充実し、留学・国際交流・インターンシップの機会が増加する等、学生の力を伸ばす様々な取り組みも広く注目されています。
 千葉工業大学は、多くの研究成果を生み出しています。福島第一原子力発電所事故現場の調査で脚光を浴びたロボット技術、NASAやJAXAと連携した惑星研究やロケット開発、人工知能の開発と自動運転制御やファイナンスへの応用、次世代移動手段の開発等々、世界中から注目されている研究成果が千葉工業大学によって生み出されています。
 最新のサイエンスマップ2012では、インフルエンザウィルスと津波堆積物の2つがコアペーパ(研究領域をリードしている世界TOP 1%論文)に関係する領域にあげられています。日本に私立大学は605校ありますが、2領域以上があげられているのは39校だけです。昨年度の受託研究費・共同研究費の獲得額は日本の全ての大学の89位(私立大学では20位)、国や企業の研究所をも含めた世界的な研究ポテンシャルを示すnature INDEXは121位でした。科学研究費獲得額も毎年上位に位置しています。
 このような高度な研究成果は、最先端の内容を教授する授業、卒業研究や大学院における研究指導等、教育にも大いに生かされています。千葉工業大学は、学部から大学院まで一貫して高度な専門知識を磨くことができる環境を整えています。
 千葉工業大学は昨年度の一般入試で76,495人という創立以来最も多い志願者数を記録しました。一般入試志願者数は、日本に779校のある大学のトップ9位であり、理工系大学では第1位でした。これは、たくさんの高校生の皆様に千葉工業大学が注目して頂いたことの証と思い大変嬉しく思っています。しかし、千葉工業大学は、「これでよし」と立ち止まることはしません。さらに高校生や社会の皆様の期待に応えるために変革し進化し続けます。
 千葉工業大学は、創立以来8万人以上の卒業生を社会に輩出してきました。大企業のトップ、官僚、東京大学教授、ファミリーコンピューターの開発者など、社会のリーダーとして活躍してきた卒業生をあげると枚挙にいとまがありません。さらに千葉工業大学には、長い年月をかけて築いてきた社会との大きなネットワークがあります。卒業生だけではなく、多くの企業や官公庁そして市民が千葉工業大学をバックアップしてくれます。これは千葉工業大学の「強さ」の原動力になっています。千葉工業大学は、学生時代から社会に関わりそして卒業後もネットワークを活かして、刺激や啓発を受けながら広い視野と高度な知識を得ることができる大学です。
 千葉工業大学は、日本の大学としていち早く36年前から海外の有名大学との交流を盛んに行ってきました。この2年足らずの間だけでも、海外の国と地域のトップ10%に入る10以上の大学と新たに交流協定を結びました。平成26年7月に公表した「千葉工業大学のグローバル化ビジョン(国際化の方針)」に示した留学経験学生割合や海外交流協定締結校数などの数値目標も順調に達成されつつあります。海外トップクラスの協定校からの留学生も増え、キャンパスが国際色豊かになってきました。また、英語による授業やネイティブと一日中会話ができるグローバルラウンジの開設、キャンパス内にある学生寮・国際交流会館での海外の学生との交流など、キャンパスに居ながらにして世界を身近に感じることができる空間に生まれ変わっています。引き続き日本を知り世界を知るための学生の海外留学機会の増加や、発展途上国の将来のリーダーを育てる留学生教育や研究者交流等を推進します。
 千葉工業大学は、全ての学部に大学院を設け、学部から大学院まで一貫して専門知識を磨くことができる環境を整えています。キャンパスは美しく、設備も整っています。そして、教育と研究の充実は、なによりも熱意を抜きにしては語れません。それを物語るのは本学の教員が本当に多くの時間を教育や研究に注ぎ込んでいるという事実です。自らの時間を惜しみなく学生のために使う、師弟共に自らを高める、教育目標の前文に謳われている「師弟同行・師弟共生」は創立時からの千葉工業大学の学風です。
 伝統と前向きなチャレンジ精神で、千葉工業大学は皆様の期待に全力で応えます。多くの皆さまからの御支援と御協力を心よりお願い申し上げ、ごあいさつと致します。
2016年4月

特設サイト「学長室から」

特設サイト「学長室から」では、学長 小宮 一仁の理念や動静・挨拶集を公開しています。

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