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大学案内
学長からのメッセージ

建学の精神を重んじ、
工学的な人間力を養う大学教育を

「師弟同行自学自律」千葉工業大学 学長 本岡誠一
※師弟同行(していどうぎょう):きめ細かい指導体制(教員と学生が一体となって学問に携わる)
※自学自律(じがくじりつ):創造性豊かな人材の育成(自ら学び・思索し・創造し・解決する力を養う)

建学の精神に沿った教育プログラムを実践

 千葉工業大学は創立以来、建学の精神を大切にしています。一つは、教員と学生がともに学びあい、物事に取り組む「師弟同行(していどうぎょう)」という考え方。もう一つは自ら考え、創造的に取り組む「自学自律(じがくじりつ)」という考え方です。本学は、この二つの精神に則って、工学的な「基礎学力」や「教養力」、「コミュニケーション力」を広く身につけていただくことに重点を置いた教育プログラムを実践しています。

 新入生の皆さんには、入学直後からきめの細かい学習支援を行っています。1年次には、教養科目をきちんと修得したうえで、同時に先端の研究内容に触れ、知的好奇心や学問に対する興味やモチベーション(動機づけ)を高めてもらいます。さらに2年から3年次にかけては、学生自身が興味を抱く方向へ向かって自ら行動できるように導いていきます。


進取の気風を受け継ぎ、学びの環境を拡充

 本学は、社会や経済の要請に柔軟に対応するため、時代に先駆けてさまざまな学科を創設してきました。最近では、2006年に「未来ロボティクス学科」を、今年度は「金融・経営リスク科学科」を新設しています。「金融・経営リスク科学科」は、綿密なリサーチを重ねて誕生した全国に類をみない学科であり、これからの産業界、経済界に不可欠な人材育成の場として、高い注目を集めています。

 このほか、就学環境をより快適かつ機能的にするための、さまざまなプロジェクトも進行しています。津田沼キャンパスでは、2008年に完成した地上20階建ての「新1号棟」に続き、2010年度には「新2号棟」が完成する予定です。芝園キャンパスでは、2008年に完成した「12号館」の本格的アスレチックジム、展望ラウンジ、学生自由工作室などの充実した最新設備が、学生から大変好評を得ています。

 これらのプロジェクトには、最先端の工学教育の場にふさわしい学びの環境を提供するというねらいとともに、学生諸君に「より長い時間を大学で過ごしてもらいたい」という願いがあります。大学では、今後の人生を変えてしまうような大きな発見や驚き、出会いがあります。ですから、できる限り大学で時間を過ごし、自分自身で多くのきっかけを作られるよう願っています。


「教養」と「コミュニケーション力」が求められる時代に

 私は、いま社会や企業が工学的素養を持つ人材に最も求めているのは、「教養」と「コミュニケーション力」だと考えています。将来はエンジニアに、と考える学生は多いと思いますが、エンジニアのほとんどは、プロジェクトという共同作業の中で仕事をしています。その中で優劣を決めるのはプロジェクト全体を見渡せる力、つまり工学一般に対する教養や共同作業を円滑に進めるためのコミュニケーション力なのです。

 本学の就職状況は比較的順調であり、社会や企業でリーダーとして活躍する卒業生がたくさんいます。これも基礎学力・教養力・コミュニケーション力に重点を置く本学の教育方針や学風が理解され、評価された一つの結果であると感じています。