グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ

学部・大学院

ホーム > 学部・大学院 > 工学部 > 情報通信システム工学科

情報通信システム工学科


情報通信システム工学科-Department of Information and Communication Systems Engineering

ハードウェアとソフトウェアの両面を学び情報化社会をリードする通信技術者をめざします。
POINT 1
携帯電話やアンテナをつくる通信基盤の
基礎を学びます。
POINT 2
モノとモノがつながる
新しい情報通信ネットワークを構築します。
POINT 3
通信コンテンツやプログラムを作成し、
コンピュータに習熟します。
  • 学科の特徴
  • 学びのポイント
  • カリキュラム
  • 進路・資格
  • 学科サイト
  • 学科twitter

学科の特色

通信に関するものなら何でもあり。「つながること」への好奇心が技術者への道です。

携帯電話がつながるのはなぜ?テレビが映るのはなぜ?子どもの頃、そんな疑問を覚えた人は少なくないでしょう。本学科ではこうした通信にかかわる技術を学び、次世代通信を担うエンジニアをめざします。アンテナや電子回路などハードウェアにはじまり、通信プログラムやネットワーク構築のノウハウなどソフトウェアに関する領域も幅広く学修。まだ使用されていない無線周波数帯の活用方法や、生体機能に学ぶ通信回路など、最先端の課題にも取り組んでいきます。通信分野で新しい技術が生まれるたびに、私たちの生活はさらなる進化を実現していきます。そして次の進化を生み出すのは、きっと君たちです。

ディプロマ・ポリシー
情報通信システム工学科では,所定の期間在学し,開講された科目を履修し,単位を取得することによって,以下の資質と能力を身につけた人材に,学士(工学)の学位を授与する。
(1) 国際社会で活躍するために専門に関する知識に加え,外国語・人文社会科学を含む幅広い教養を身につけている。
(2) 理学と数学の基礎知識と応用する力を身につけ,それらを現実の問題へ応用できる。
(3) 社会基盤である情報通信システムの原理を理解し,それらを管理することができる。
(4) 情報通信工学に関する専門知識を身につけ,社会の通信技術への要求を理解し,通信技術による問題解決を提案できる。
(5) 自分の考えを論理的に整理し,他人に正しく伝え,議論することができる。また,自ら問題を見つけ,それを方法する手段を,論理性をもって計画的に考えることができる。
カリキュラム・ポリシー
情報通信システム工学科では,ディプロマ・ポリシーで定めた能力を持つ人材を育成するために,下記の方針に基づいてカリキュラムを編成している。
(1) 多様な人文社会系科目と専門科目を組み合わせたモジュールを履修すること,基礎から段階的に実用的な会話までが身につくような英語科目を履修すること,およびそれらが4年間を通して履修することにより,卒業までに情報通信技術者に必要となる幅広い教養を身につけることができる。
(2) 専門基礎科目では数学と物理学を中心に据え,それらの基礎を固めた上で応用的な内容に踏み込み,その後,専門基幹科目の基礎数理系科目群において情報通信分野で必要な理学・数学を修得する。また,この専門基幹科目においてはコンピュータの基礎にも精通する。
(3) 1, 2年次では,専門基幹科目における情報通信基礎科目群において,情報通信工学の基礎知識を履修する。これにより3年次以降で,情報通信分野の技術者として必要不可欠な知識を修得するための専門展開科目を履修することができる。
(4) 学んだ知識や理論を実際に自分の手で確認するため,2, 3年次にはプログラミングに関するコンピュータ・ネットワーク系科目群,およびその実践である演習・実験系科目群を履修する.演習・実験系科目群により,種々のプログラミングのスキルに加え,電子回路などの多様な技術に精通し,様々な場面での問題解決に役立てることができる。
(5) 3年次の後期から4年次には少人数で各教員の研究室に所属し,その研究分野に則したテーマで,ゼミナールの指導を受ける.英文を含む文献の講読,グループでのディスカッションや,研究成果のプレゼンテーション,報告書の執筆が求められるため,文書作成能力,論理性,協調性,計画性を養成することができる。さらにこれらのことを生かし,卒業研究では,自ら問題を提起し,それを解決する手法の提案と評価を行う能力を身につけることができる。


学びのポイント

1年次

情報通信の基礎となる数学・物理を理解し学びの素地を培います。
情報通信の基盤となる数学と物理を必修とし、基礎をしっかり固めます。ここでの学びが、2年次以降の演習や実験の土台となります。また前期の「フレッシュマンセミナー」では、各研究室を体験して、最先端の情報通信システム研究に触れます。

2年次

通信のさまざまな基礎分野を学び専門へとつなげます。
通信に関わる実践的な学びがスタートします。回路の仕組みやネットワークの概要を学ぶとともに、プログラミング演習で、自らの手でモノをつくる楽しさを体感します。科目間の連携を重視したカリキュラムとなっており、段階を追って着実に知識を深められます。

3年次

より専門性の高い科目を学修。研究室を決定します。
無線通信、電気回路、光通信、ソフトウェア、データベースの中から専門性の高い科目を任意で選択し、各自専門性を高めていきます。後期には、これまで培った知識をもとに、各自興味のあるテーマに即した研究室に所属し、卒業研究の準備を進めます。

4年次

今までの集大成として通信産業の未来を担う卒業研究に臨みます。
所属する各研究室で、卒業研究に取り組みます。研究室でのテーマに沿って、現在の情報通信における課題解決法を探り、また次世代の通信の基盤となる技術の開発に臨みます。エンジニアに求められる問題を発掘する能力、深く考える思考力といった素養が培われていきます。

カリキュラム


活躍できる業界・職種

  • 家電・音響機器メーカーの技術者
  • 通信機器メーカーの研究開発者
  • 計測器メーカーの開発技術者
  • 通信機器の研究・開発者
  • 放送会社のメンテナンスエンジニア
  • インターネットサービスプロバイダのシステム技術者 他

取得できる資格

  • 第1級陸上特殊無線技士
  • 第2級・第3級海上特殊無線技士
  • 電気通信主任技術者※

※印は受験資格