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2021.3.15

本学志願者増加数 全国1位


令和3年度入試 志願者数 全国2位
受験生は津田沼校舎入り口で手指を消毒後、除菌ブース2基を通り試験会場へ(A日程試験の様子)
受験生は津田沼校舎入り口で手指を消毒後、除菌ブース2基を通り試験会場へ(A日程試験の様子)
 3月5日のC日程入学試験を終え、令和3年度の入学試験が全て終了した。今年の大学入試は新型コロナの影響を大きく受け、私立大学の一般選抜は志願者数が激減。競合大学が志願者確保に苦戦する中、本学は今年度も志願者数過去最多を記録し、志願者増加数では全国1位となった。志願者ランキングでは6年連続トップ10入りを果たし、今年度では唯一志願者数を伸ばし全国2位と大躍進した=下表を参照。(3月13日付・代々木ゼミナール調べ)
志願者数の多い大学10校
総志願者11万人超す
 全国の志願者数減の理由として、浪人生の減少や、コロナ禍による一般選抜の実施に対する不安から、年内の総合型選抜(旧・AO入試)、学校推薦型選抜(旧・推薦入試)で合格を決めた受験生が多かったこと、感染拡大する都市部の大学への進学を敬遠する地方の受験生が増えたことなどがあげられる。
 こんな状況にもかかわらず、本学志願者が増加したのは、共通テスト利用入学試験<前期・中期・後期>の検定料を免除するなど、受験生への進学支援対策を実施。これにより、受験生は受験に伴う出費が抑えられると同時に、共通テストは自身の居住地域で受験でき、移動に伴う感染リスクを減らすことができて心強い支援になったとみられる。共通テストでは昨年より1万人強、志願者数が増加し、全国トップとなっている。
 令和3年度の一般選抜志願者数は、最多を記録した昨年を上回り、10万8707人(昨年度比5438人増)となった。昨年は志願者数私大トップ8までが10万人を超える人気だったが、今年度、新型コロナの影響で大手私立大は軒並み志願者減となる中、本学は一般選抜志願者ランキング・代々木ゼミ集計(3月13日時点)で近畿大に次ぐ2位となり、推薦、一般と合わせた総志願者数は11万226人となった。
 A日程入学試験は1月31日から4日間、本学試験場と17の学外試験場(1月31日、2月1日のみ)で実施された。
 津田沼会場では受験者への安心安全を考慮し、共通テスト時から受験生にはマスク着用を義務付け、各出入り口に消毒液を設置。試験会場となる6号館入り口には除菌ブースも設け、定期的に換気を徹底した。
 4日間、試験は特にトラブルはなく終了。今年度、A日程志願者数は2万8829人となった。
 次いでB日程入学試験が2月17、18日、また大学共通テスト利用入試(中期=本学試験なし)が行われた。B日程入学試験でも17の学外試験場(17日のみ)と合わせて実施した。
 2月13日夜、宮城・福島両県で震度6強を観測した地震の影響で、東北新幹線が一部区間運転休止となった。本学担当者らは在来線などを乗り継いで地方会場へ駆けつけ対応にあたった。ほかに、北海道での大寒波も心配されたが、全国17会場、津田沼会場ともに日程通り試験は終了した。
 B日程の志願者数は1万8266人。共通テスト利用入試(中期)では5892人という結果だった。
 3月5日には、C日程入学試験、大学共通テスト利用入試(後期=本学試験なし)を実施。令和3年度入試が全て終了した。C日程入試には7364人、共通テスト利用入試(後期)には2819人が志願した。
試験会場では換気を心掛け、座席は「密」を避けるよう配慮された
試験会場では換気を心掛け、座席は「密」を避けるよう配慮された
2021年度志願者数

令和3年度 入学式


 令和3年度の入学式は、4月6日(火)午前10時30分から、幕張メッセ・イベントホールで、コロナ禍のためご家族は遠慮いただき、新入生のみが参加して挙行されます。
 午前10時に開場、学生は当日「学生証」を必ず持参し、開式10分前までに入場してください。式典はライブ配信を予定しています。