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2017.9.15

8月オープンキャンパス


学科・入試説明会 満席に
 今年度2回目のオープンキャンパスが8月6日(日)、津田沼キャンパスで開かれた。
 例年は7月・海の日に開いていたが、今年は夏休みに来場しやすいよう遅らせたことで、関東圏外からも高校生や父母たちが訪れ、来場5422人を記録。受け付け開始前から、千葉工大を知ろうとする人々でにぎわった。
 高校生らは、プログラムや配布資料を受けとると、目当てのイベントへ次々と足を運び、「全部見せます、千葉工大!」「学部学科説明会」「AO入試説明会」は次々と満席になった。
 演習室のある7号館では、各学科によるAO入試説明会のほか、情報科学部の2学科の学科説明会、学び体験、「コンピュータ演習室をのぞいてみよう!」などが開かれた。
 1階フロアには、学生たちがキャンパスの日々や学食風景を撮った写真が展示された。各サークル紹介コーナーもあって、楽しめるギャラリーを構成し、人気を呼んだ。
 講義棟の6号館でも各学科の説明会や、学び体験コーナーが並び、来場者は学科の特徴を確かめて回った。
 時計塔の4号館では「在学生に聞いてみよう」「キャンパスツアー」など、学生たちが開くイベントが高校生らを引き寄せた。
 ツインタワーの2号館20階では、女子高校生の質問に本学女子学生が答える「チバテクコの部屋」が盛況。1階・入試相談コーナーにはアドバイスを求める列が続いた。
キャンパスツアーに集まる来場者 工作センターで説明を聞く
キャンパスツアーに集まる来場者 工作センターで説明を聞く
都市環境工学科のAO入試説明会
都市環境工学科のAO入試説明会
満席の「全部見せます、千葉工大!」 明るい学食でメニューを楽しむ
満席の「全部見せます、千葉工大!」 明るい学食でメニューを楽しむ
PPA

PPA

法人事務局 染谷 明人

 数年前、身体に重度の障がいをもつ著名人の講演会を聞く機会があり、大変感銘を受けた。その方は、健常者が容易にできることも、手足がない身体のハンディを言い訳にすれば、周囲はできないことに同情し、認めてくれるという。しかし、その先に夢の実現はないことも事実であるという。できない理由を探すことは簡単であるが、どのようにすればできるのかを考え、実行することの方が大切だと言っていた。
 今夏、高校野球界では清宮、中村両選手が歴史的記録を更新し、世間の注目を浴びた。彼等には、将来訪れることであろう苦難に対し妥協することなく、さらに先の「夢」の実現に向けて頑張って欲しい。
 今年、本学は創立75周年を記念して年史を発刊する。その年史を飾る言葉に「夢」という字が登場する。本学の創立に尽力された玉川学園創立者・小原國芳先生の書で「他の人より一つでも多くの夢を持ってほしい」と“夕”部分が一画多くなっている「夢」という文字である。
 私も自らの年齢を言い訳にすることなく、「夢」を持つことから始めようと思う。

四季雑感

四季雑感

産官学融合課 堀 孝裕

 歩いているとツクツクボウシの鳴き声が聞こえてくる。こうした音が聞こえてくると、夏も終わり。子供の頃、宿題に追われ、残り少ない夏休みが、一日一日と過ぎていくことが憂鬱であったのを思い出す。
 今年の夏は、連続で降水日数が観測され、日照不足による野菜の価格高騰が話題となる程、低温、長雨が続いた。
 先日、新婚旅行でイタリアなどへ行ってきた。日差しは強かったが、日本とは違ったカラリとした暑さの中で観光を楽しんだ。なかでも、日焼け止めもせず、あえて全身を焼こうと躍起になっている現地の人々には驚いた。色が白いと夏を楽しんでいない人と思われ、日焼けした姿こそがステータスになっているのだとか。
 日焼けとは、程遠い天気が多かった日本の夏ではある。既婚者となった私としては、ステータスより野菜の価格高騰と、財布の中身を気にしつつ、より一層、日々の職務につとめていきたい。

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 すでに、20年近い歳月を重ねている恒例の「女子会」。先日の招集日、大先輩であるお姉さまから「足を痛めたから飲み会は近場で…」という衝撃的な申し出があり、今更ながら「みんな年とったわ〜」(遅っ)と、少々切ない気分を味わった。
 正直なところ、40代〜50代になるとその影響で身体や心に不調をきたすのは当たり前。物覚えが悪くなったり、物忘れがひどくなったり、ヨイショッの掛け声が日に日に大きくなる。ちょっとでもつまづいたりすると、旦那の「大丈夫? 年なんじゃない?」攻撃。いやいや、「酒が抜けない」「お腹が出てきた」「白髪が…」など、男性の老化にまつわるエピソードの方が、ホラーでしょう(笑)。
 思い起こせば、今年の夏の思い出は、子供たちと海でめちゃくちゃ泳ぎまくり、アラフィフの同僚と富山旅行で山登り…歩きまくってパン屋めぐりと大分元気モリモリだったように思う。
 老化も老華になると考えれば楽しい。何につけてもとにかく笑顔! 秋には何をしてみようか。