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2016.6.15

成田山詣行脚50回記念
330人が徹夜で40キロ


理事長、学長、神田外大生も
成田山新勝寺で記念撮影
成田山新勝寺で記念撮影
 第50回成田山詣行脚(体育会本部主催、会長・小暮賢人さん=建築都市環境学科4年)は5月14、15日に行われ、学生・教職員約330人が津田沼キャンパスから成田山新勝寺までの道のり約40キロを夜通し歩き通した。
 精神力・体力の向上と無病息災を願い、親睦も兼ねて毎年行っている行事。今年は記念の第50回とあって、学生に加え瀬戸熊修理事長、小宮一仁学長と教職員、神田外語大の学生・教職員も参加し、14日の午後6時半に津田沼キャンパスをスタートした。
 途中2度の休憩をとって歩き続け、12時間半後の翌朝7時に全員が成田山新勝寺に無事に到着。長く苦しい道のりを歩き抜いた学生たちは、ゴールで見守る教職員や同窓会成田支部の人々の姿に、安堵の表情を浮かべた。どの顔もすがすがしく、達成感に満ちていた。
津田沼校舎で開会式後、さあ出発 まだ明るい市街地を抜けて・・・・・・
津田沼校舎で開会式後、さあ出発 まだ明るい市街地を抜けて・・・・・・

睡魔、疲労、達成感
太陽がまぶしい・・・


小暮・体育会会長
最後の力を振り絞り階段を駆け上がる
最後の力を振り絞り階段を駆け上がる
 開会式から文句なしの晴天で絶好の行脚日和。第50回記念でもあり、昨年の反省などを生かして何カ月も前から準備してきました。開会式では理事長のお話、校歌斉唱、應援團のエールの言葉が胸に響き、行脚をやり遂げよう!と決意が高まりました。
 成田山新勝寺に向け、津田沼校舎を出発。直後は空も明るく、友人との会話も近所の迷惑にならない程度に明るく弾んでいました。約4時間後に第一休憩所に到着。班同士で一緒に弁当を食べて親睦を深め、約1時間の休憩後に再び成田山新勝寺へ向けて歩き始めました。
 道中、日付をまたぐ時間となり、睡魔に襲われ、疲労も徐々に出始めてきました。口数が少なくなり、かける言葉といえば「一緒に頑張ろう!!」と励まし合う会話が目立ってきました。
 午前3時ごろ、第二休憩所に到着。安堵の表情が多くの学生に見られました。1時間強の休憩時間が、とても短く感じ、疲労はピークに。第二休憩所を出発するとき、東の空がかすかに明るくなっていました。
 一睡もしていない体にはまぶしすぎる太陽が目を刺し、成田山新勝寺をめざして歩き続けます。津田沼校舎を出発してから約12時間後の15日午前6時30分ごろに成田山新勝寺に到着しました。
 階段を上りきると、先行していた理事長や学長、同窓会長らさまざまな人に迎えられました。大きな事故もなく無事に全員が成田山新勝寺に到着でき、参加学生たちと達成感を分かち合うとともに、運営仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。
締めくくりのあいさつをする小暮会長 学生たちをねぎらう瀬戸熊理事長
締めくくりのあいさつをする小暮会長 学生たちをねぎらう瀬戸熊理事長
瀬戸熊理事長の話
 今回の成田山詣行脚は第50回という節目であると同時に、私にとっては惑星探査研究センターの「メテオ」カメラ打ち上げ成功のお礼という意味もありました。2回のロケット爆発の後、「次は必ず成功させてください」と成田山に願かけしたからです。
 また私自身にとっては65歳を記念した6年前に続いて2回目の参加。出発してから途中休憩を挟んで計9時間半。この間約5万6000歩に。30キロを過ぎたところで「成田山で学生諸君を出迎えよう」とスピードを上げ、少々膝の痛みを感じたものの、無事にゴールイン。
 学生諸君にとっても、励まし合い、助け合って完歩した経験は、これからの人生で必ず役に立つでしょう。また、小宮学長をはじめ80人以上の教職員が参加してくださったことも、皆で手を携えて頑張っていこうと誓いを新たにし、今後の千葉工大を支える大きなパワーになると思います。
 行脚をバックアップしてくださった同窓会成田支部の皆さんに厚くお礼を申し上げます。

16カ国・地域30校に


海外大学との交流協定進む
 本学と海外大学との交流協定締結が16カ国・地域30大学となった。
 3月14日付けでモンゴル工業技術大学と締結したほか、4月19日には小宮一仁学長がメキシコ・アグアスカリエンテス州政府を訪問しアグアスカリエンテス工科大学と、翌20日にはプエブラ州・テカマチャルコ市を訪問しテカマチャルコ工科大学とも大学間交流協定を締結した。
 交換留学や学術交流が一層幅広く進むと期待されている。
OPEN CAMPUS
クールビス実施中 5月1日〜9月30日