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2016.3.15

瀬戸熊理事長を再任
「経営安定へ知恵結集」


理事会・評議員会
新理事 草開、細川、米澤、縣、コ住氏
新監事 松尾氏
瀬戸熊修理事長
瀬戸熊修理事長
 本学理事会が12月16日、東京ガーデンパレスで開催された。任期満了に伴う理事・監事と評議員の改選が行われ、新理事に草開千仁氏(株式会社ウェザーニューズ代表取締役社長)、細川珠生氏(政治ジャーナリスト)、米澤明憲氏(本学人工知能・ソフトウェア技術研究センター所長)が選ばれた。また、新評議員には米田完氏(本学未来ロボティクス学科教授)、仲正裕氏(株式会社ミヤコシ執行役員)、本保元次郎氏(本学機械サイエンス学科教授)がそれぞれ選出された。
 次いで1月18日、同会場で開催された理事会では、満場一致をもって理事長に瀬戸熊修・現理事長が再任された。また、松井孝典氏が新たに常務理事に選任されたほか、宮川博光・現常務理事が再任された。さらに新監事に松尾肇氏(本学前法人事務局次長兼財務部長)が選任された。
 2月8日に同会場で開かれた理事会・評議員会では、任期満了に伴う評議員互選理事の選出が行われ、新理事に縣良二氏(日本工業新聞社取締役会長)、コ住祥蔵氏(本学前監事)が選出され、新評議員に白川恒平氏(ちばぎんハートフル株式会社取締役)が選任された。
 再任にあたり、瀬戸熊理事長は「大学を取り巻く環境はますます厳しさを増している。継続的な大学経営の安定化を目指し、今後も教職員が協力して知恵を出し合い、この状況を乗り越えていきたい。大学の社会的使命である、社会に向けて有為な人材を育成し革新的な学術研究を推進することはもちろん、学生だけでなく地域の方々にも学ぶことの喜びを感じる教育を提供して、地域文化の知の拠点としての機能を果たし、社会の発展に大きく貢献したい」と抱負を語った。
新理事
細川 珠生 草開 千仁
細川 珠生氏
(政治ジャーナリスト)
草開 千仁氏
(株式会社ウェザーニューズ代表取締役社長)
縣  良二 米澤 明憲 コ住 祥蔵
縣  良二氏
(日本工業新聞社取締役会長)
米澤 明憲氏
(本学人工知能・ソフトウェア技術研究センター所長)
コ住 祥蔵氏
(本学前監事)
新監事
松尾  肇
松尾  肇氏
(本学前法人事務局次長兼財務部長)

 

新評議員
仲  正裕 米田  完
仲  正裕氏
(株式会社ミヤコシ執行役員)
米田  完氏
(本学未来ロボティクス学科教授)
白川 恒平 本保元次郎
白川 恒平氏
(ちばぎんハートフル株式会社取締役)
本保元次郎氏
(本学機械サイエンス学科教授)

自然保護で連携


本学と千葉県が協定
 本学と千葉県は、連携して自然保護に関するさまざまな課題を解決するための協定を1月21日付で締結した。生命環境科学科(4月から先進工学部生命科学科)の村上和仁教授の研究室(分子生態工学研究室)が中心となって、来年度から具体的な活動をスタートさせる。
 千葉県は平成20年12月に、県内の生物多様性に関する研究を行っている千葉大、東大など6大学と連携協定を結び、最先端の専門知識や技術の共同研究や人材交流などを行ってきた。今回、これに本学と千葉科学大が加わり、8大学が千葉県の自然保護行政の推進に協力することになった。
 村上教授は「本学が担当するテーマはこれから検討・提案していくが、千葉県からは野生生物のモニタリングシステムの開発のような工業大学の特色を生かした技術開発はどうかといった話も、一例として出ている」と話している。
 その他の連携大学は江戸川大▽東京海洋大▽東京情報大▽東邦大。

新食堂棟や体育館 完成間近


新習志野 30日に竣工式
新食堂棟。中庭へL字形開口部が回廊のように広がる
新食堂棟。中庭へL字形開口部が回廊のように広がる
1階が湾曲してせり出している新体育館。右隣が新学生寮
1階が湾曲してせり出している新体育館。右隣が新学生寮
 新習志野キャンパス再開発に伴い昨夏から始まった新食堂棟と新体育館、新学生寮の建設工事がほぼ終了。各棟が全容を現し、3月30日の竣工式を待つばかりとなった。旧体育館の解体工事も着々と進み、残る新食堂前庭の整備を急ピッチで進める予定だ。
 新習志野キャンパスの正門から臨む景色は一層開放感が増し、L字形の新食堂棟が大学の新しい顔となる。学生や教職員がいつでも気軽に集える新たなスペースに期待がかかる。