平成２６年度の千葉工業大学一般入学試験が、１月１８、１９日の土・日曜日、大学入試センター試験を皮切りにスタートした。試験会場に充てられた本学では、受験生１８３０人を受け入れた。
　今年のセンター試験の志願者数は全国で約５６万人。本学センター利用入試（前期）の志願者は１万５２４２人で、昨年を２１４７人上回り、センター利用入試では４年連続で過去最多の志願者数を更新した。
　続いて１月３１日（金）から４日間、Ａ日程入学試験が本学試験場と１３の学外試験場（１月３１日、２月１日）で実施された。昨年試験場だった金沢会場は、今年は富山会場に変更された。
　４日間とも好天に恵まれたが、初日、東武線で起きた人身事故の影響で、埼玉県大宮会場は試験時間を１時間繰り下げて実施。群馬県高崎会場と津田沼校舎でも、遅れた受験生を別室に移し、試験時間を繰り下げた。そのほか大きなトラブルはなかった。
　Ａ日程の志願者数は１万３２８６人で昨年を２１３１人上回り、６年連続で増加。両試験ともに、今年は女子受験生の伸び率が著しかった。
　増加要因には▽景気回復の兆しがあるとはいえ依然厳しい就職事情での“リケ女”人気▽本学施設環境の充実ぶり▽東京スカイツリータウンキャンパスからの発信効果▽災害・介護ロボットの活躍ぶりや実績が認められたこと▽女子学生獲得を意識した広報展開――などが挙げられる。

　新しい生活に期待を抱き、千種寮へ入寮して４年。当初は寮生活も、大学生活も、不安なことばかりでした。そんな私たちに手を差し延べ、助けてくれた先輩方の姿は今でも強く印象に残っています。
　今、この瞬間、この場に立ち、表彰され、謝辞を述べることなど、全く想像していませんでした。
　大学生活、寮行事、プライベートなど、さまざまなことがあり、ひたすらに駆け抜けてきた４年間。中でも寮長として過ごした１年間は、先輩方のようにできるだろうか？　失敗はしないだろうか？　自信などかけらもなく、不安と重圧に押しつぶされそうでしたが、支えてくれたのは執行部、寮生の仲間たちでした。みんなのおかげだと思っています。
　今年１年間を振り返ると、運動会や千種寮祭は大いに盛り上がり、最後の年として楽しい思い出がたくさん出来ました。これも皆が１つの目標に向かって企画や準備を頑張ってくれたからこそだと思います。後輩たちに感謝し、今後の活躍を期待しています。
　最後に、学長をはじめ大学関係者の方々、学寮委員会の先生方、千種寮事務課の皆様に感謝を申し上げます。

▽千種寮理事長賞　森大樹（電気電子情報工学科・沖縄）▽千種寮学長賞　劉菁（未来ロボティクス学科・黒竜江省）▽学寮委員長賞　福本卓（情報ネットワーク学科・鳥取）、大滝豊（建築都市環境学科・新潟）、木下喜貴（生命環境科学科・静岡）、恩田宏樹（生命環境科学科・新潟）、菊池勇気（未来ロボティクス学科・岩手）、橋大輝（情報ネットワーク学科・新潟）、上島智史（生命環境科学科・福島）、島津貴之（建築都市環境学科・栃木）▽功労賞　野村悠樹（建築都市環境学科・新潟）、秋山尚登（生命環境科学科・埼玉）、本田諒（建築都市環境学科・栃木）、伊藤弘基（デザイン科学科・茨城）、加藤雅大（建築都市環境学科・岐阜）、明石拓也（電気電子情報工学科・千葉）、根本隆史（機械サイエンス学科・茨城）