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2013.12.15

風力発電コンペと環境シンポジウムに参加


CITものづくり理科教室
 CITものづくり理科教室(江口逸実リーダー=機械サイエンス学科3年=ら7人)は11月に、環境エネルギー機器の性能を競う「第6回風力発電コンペwincom2013」(3日・日本大学生産工学部で開催=同学部主催)に出展。また、「環境シンポジウム2013千葉会議」ポスターセッション部門(17日、船橋市の東部公民館で開催=同会議実行委主催)に参加した。
■風力発電コンペ
 3年前から参加。発電量部門で「今年こそは」と臨んだ=写真。
 出展した風車は▽オランダ型(生命環境学科3年・宮内理加、佐藤俊輔、機械サイエンス学科3年・貝森瑛美作)▽ジャイロミル型(生命環境学科3年・長島里佐子 機械サイエンス学科3年・里中舞斗 電気電子情報工学科2年・伊藤彰作)▽逆テーパー型の翼風車(江口逸実作)の3機。
 設計を一から見直そうと津田沼工作センターの技術員の協力を得て5月から制作にかかり、10月下旬に完成。今年は特にジャイロミル型の水平軸の羽根を実現しようと、パスコ紙(特殊厚紙)を外注。硬い厚紙だが、水に浸すと軟化し、形を定めて乾かすと、形を保ったまま元の硬さに戻る。
 メンバーたちは、羽根の表面を粗くしたら乱流になり起動トルクが得られやすくなるか?など、自ら考え改良を続けた。
 その結果、出力数は過去最高(2〜7メートル/秒での平均出力1000ミリワット以上)を記録。しかし、今回コンペは大学院生や特許取得済みの出展など、予想以上にレベルが高く、理科教室は入賞を逃した。
■環境シンポジウム
 昨年度、エネルギー利用で高い評価を得、今年度もポスターセッション部門に招待されて発表した。
 逆テーパー型の翼風車でLEDライトを点灯させて、クリーンエネルギーの利用を説いた。
 リーダーの江口さんは「実行委の方たちと、将来の風力発電への期待について熱く話し合ったことが印象に残ります。今、日本の主な発電は火力や原子力ですが、地震大国だからこそ風力を広げることが大切なのではないか」と語った。

僕ら色の津田沼祭


1万6000人来場 “千葉工大”を楽しむ
濱田実行委員長
濱田実行委員長
 秋恒例の「第64回津田沼祭(大学祭)」が11月22〜24日(金・祝日)の3日間、津田沼キャンパスで、にぎやかに開催された。
 今年のテーマは「Colorful〜僕ら色のキャンパス〜」――。学生1人1人の個性=色を引き出し、大学祭を色鮮やかにしようという願い。
 22日午前9時半、濱田健太実行委員長(金融・経営リスク科学科4年)が開会を宣言。マスコット「チバニー」も参加し、祭りがスタートした。
 6号館を中心に各クラブ、サークルが活動成果を発表。音楽系サークルは室内ライブ、鉄道倶楽部はでんしゃまつり、芸術系クラブは作品展を開いた。ロボットコンテストや、気軽に参加できるストライキングゲーム、ちびっこ手作り教室も開催。広場では、よさこいソーラン風神が華麗な舞を繰り広げた。
 23日のメインは毎年好評「お笑いライブ」。キングオブコメディ、弾丸ジャッキー、こまつ、など人気芸人が登場し、会場に笑いがあふれた。
 最終日、プロコンサート「アンダーグラフ」が登場。心に響く歌声で来場者を魅了した。
 3日間を通じて、スタンプラリーや麻雀名人戦で来場者らと交流。ミニ電車の無料乗車が子どもたちを喜ばせた。模擬店では、定番のお好み焼き、やきそば、うどん、豚汁、モツ煮などが好評。
 デザイン科学科の9研究室が並んだデザインストリートでは、手作りのカイロケースやアクセサリー、プラバンブローチなど、オリジナル商品が人気を呼んだ。また、モッフルやオニオングラタンスープなどのカフェメニューや、農産物の小粋なパッケージが来場者らの足をとめた。
 チバニーは出店を回り、来場者をイベントに誘導、一緒によさこいを踊るなど、実行委員らとともにお祭りを盛り上げた。
 津田沼祭を訪れた来場者は3日間で延べ1万6000人。思い思いに千葉工業大学を楽しんだ。濱田実行委員長は「例年以上に多数の団体が出展・展示し、津田沼祭を活性化してくれた。天候に恵まれ、来場者も増えて、うれしい。開催に携わった方々に感謝します」と振り返った。
子どもたちに人気の手作り教室。上手にできたかな? チバニーも加わってお祭りがスタート 無料のミニ電車
子どもたちに人気の手作り教室。上手にできたかな? チバニーも加わってお祭りがスタート
おもちのモッフルが好評。味の種類も豊富 最高! 模擬店の味
おもちのモッフルが好評。味の種類も豊富 最高! 模擬店の味 無料のミニ電車
同窓会

同窓会

就職課 嶋田 彩佳

 12月に入り、一段と寒さが増してきた。
 こんな時期はコタツでのんびり過ごすのもいいが、私には密かに楽しみにしているものがある。それは街を彩る光のイルミネーションだ。
 単にイルミネーションと言っても、その年ごとに流行があり、作品ごとにテーマがある。そんな製作者の「想い」が詰まった光の演出に、私は毎年引き込まれている。最近ではプロジェクション・マッピングを筆頭に「魅せる」技術も進化している。今年はどこへ行こうか・・・・・・考えるのも楽しみだ。
 さて、本学では大きなツリーに加え、今年から通り沿いの生垣にも装飾が施されるようになった。大学から駅へと続く帰り道では、多くの人が足を止め自慢のツリーをキラキラした目で眺めている。津田沼駅の歩道橋から見える眩い光は、帰宅する人たちを「おかえり!」と迎えているようにも見える。
 そろそろ我が家にもクリスマスツリーを飾り、小さなイルミネーションを楽しもうと思う。

四季雜感

四季雜感

教育支援課 入山 光博

 子供が成長するにつれて物がどんどん増えてくる。冬が来る前に収納スペースを確保しようと戸棚の整理を行なった。奥の方から、がらくたと一緒に小箱が出てきた。今まで人生の節目毎に何度か引っ越しをしたけれど、何となく処分出来ずに保管してきた小箱。その中には、懐かしい文字で書かれた封筒が50通程入っている。
 封筒の中にはそれぞれ『生活慣れましたか』『友達出来た』『ちゃんと食事していますか』『庭のコスモスが満開です』『週末そちらは雪とのこと、風邪など引かない様に』『今度はいつ頃帰れますか』等々の言葉が綴られた紙片が入っている。たった数行の文が当時の思い出を走馬灯のように蘇らせる。
 それと同時に、自分が同じ年頃の子を持つ親になって初めて、その文に託された想いや願いが身に沁みてよく解る。「何それ〜昔のラブレター?」と娘。「まぁそのようなものだよ」とつぶやきながら、大学4年間、毎月親から届いた現金書留封筒の入った小箱をまた戸棚の一番奥にそっと仕舞った。今夜久し振りに電話でもしてみようかな。

編集だより

編集だより

入試広報課 大橋 慶子

 12月生まれの友人を祝う、いわゆるお誕生日会が、恒例女子会の年度の締めくくりとなる。
 今年は少し早い開催となったのだが、例によって大爆笑の熱い夜をすごした。
 女子会の良さは、男性に気兼ねすることなく、美味しいものを食べて、たくさん話してストレス解消!と、素敵な要素に満ち溢れている。とはいえ、最近は話の内容が「良い病院、保険の見直し、年金への不安、介護・・・・・・」満ち溢れる希望もあったもんではない。
 今回は、流行語大賞「じぇじぇじぇ」、「倍返し」、「今でしょ!」、「お・も・て・な・し」の話題が持ち上がり、その分析たるもの「皆さん評論家ですか?」とかなりの辛口弾丸トークを繰り広げ、そうかと思うと乙女のように憧れの芸能人について思いを馳せて時間を費やしたり、それはもうめまぐるしい。(汗)
 思い出しただけで腹筋が痛くなるようなこんな一時を、ずっと、ずっと一緒に過ごせたらと思う。明日への活力もチャージ! まだ頑張れる。