NEWS CIT ニュースシーアイティ

2013.1.15

復活A型フォード 神宮外苑を走る!


人気投票で3位
クラシックカー
1931年式A型フォードを取り囲む人々
1931年式A型フォードを取り囲む人々
 自動車部員・OBらの手で昨夏、40年ぶりに復活したA型フォード(1931年式)が12月1日、「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ」に出場、いちょう祭り開催中の明治神宮外苑(東京都新宿区)を走り注目を集めた。
 同型フォードを持つ慶応大の誘いに応じたもので、トヨタ博物館の審査をパスして初出場。藤枝亘君(機械サイエンス学科2年)ら学生5人とOBの町田洋さんら5人が整備と運転に当たった。
 超レアな車105台が並ぶ中、人気投票結果は、A型フォードがなんと「3位」!。国内カージャーナリストの草分け・小林章太郎氏がブースを訪れ辛口アドバイス。工大マークを見て、何人かの卒業生も声をかけてきたという。
 A型フォードは自動車部創部70周年記念プロジェクトでよみがえり、昨年9月29日、お披露目会が行われた。
70周年記念式典で自動車部員とOBが記念撮影
70周年記念式典で自動車部員とOBが記念撮影

魅せるアイメイクを指導


「女子力アップ」セミナー第4弾
 「女子力アップ」セミナーの第4弾が12月13日、津田沼新2号棟20階で開かれた。
 女子学生を元気に!と企画されたイベントの年末最終回で、会場には45人が詰めかけた。
 前回好評だったメディアプロデューサー・岸田一郎さんに加え、今回はメイクアップアーティストのNATSUKAさんが招かれた。
 岸田さんは、女性が生き生きと美しく輝くひけつや、モテるためのちょっとした工夫を語った。
 NATSUKAさんは桃井かおりさんや観月ありささんなどのメイクを担当する売れっ子アーティスト。「変身ネコ目メイク完全マスター」講座と題し、アイメイクに重点を置いて指導した。
 プロの技術を間近で見た参加者たちは、コツを吸収しようと真剣そのもの=写真。NATSUKAさんがひとりひとり確認しながら、学生たちのメイクに修正を施した。質問コーナーでは、メイクで困った時の対処法などが挙げられ、丁寧な説明にメモを取る姿が見られた。
 参加女子学生のほか保護者からもリクエストがある人気ぶりで、来年度もセミナーを開講する予定だ。

ロボットを楽しむ
先端ものづくりチャレンジ


本学会場でキット製作
 「第5回先端ものづくりチャレンジ2012イン習志野」は12月2日、モリシア津田沼1階センターコートと本学津田沼新1号棟3階で開かれた。
 習志野を「先端ものづくり」の中心都市にしよう、という計画の一環として習志野市商工会議所、本学とNPO法人国際ロボフェスタ協会が主催、市が後援して2009年以来開かれている。
 イベントは王志東・未来ロボティクス学科教授を実行委員長にロボット競技、こども絵画コンテスト、ロボットキット製作体験、展示の4部門。
 「ロボット競技」は自律ロボットが、床に散らばった3色のボールをセンサーで探索、同色ゴールに運び入れる。本学のほか大阪工大、東京農大、福島高専などから14チームが参加して競った結果、最優秀賞は幕張総合高生など5人チームの「あっきー☆JAPAN」に決まった。
 「こども絵画コンテスト」にはロボットと暮らす社会をアイデアいっぱいに描いた109点が応募し、23作品が市長賞や学長賞などに入賞した。
 「展示」は企業・大学の17団体がロボット関連技術や製品を紹介した。
 新1号棟で開かれた「ロボットキット製作」には18組の親子が参加、小学生らは制御学習ロボット「プロロボ」を組み立て=写真上、マシンを制御して描画に挑戦。ミニコンテストを行い5人に優秀賞が贈られた。
自律ロボットがボールをセンサーで探索
自律ロボットがボールをセンサーで探索

機サ学生らが企業訪問


技術・情報振興会が事業化
バスツアー
プレス加工技術について説明を受ける=しのはらプレスサービス(株)で
プレス加工技術について説明を受ける=しのはらプレスサービス(株)で
 千葉工業大学技術・情報振興会は、企業の立場から学生を支援する新事業として「企業訪問バスツアー」を企画し、昨年11月16日(金)、機械サイエンス学科機械工学コースを対象に実施。学生112人が参加した。
 見学先は1本学の近隣で地域に密接した企業2卒業生による解説3就活支援――などを考慮して選出。▽(株)日立産機システム(学生25人)▽鈴木金属工業(株)(25人)▽アシザワ・ファインテック(株)(18人)▽しのはらプレスサービス(株)(18人)▽三浦印刷(株)船橋工場(9人)▽(株)小出ロール鉄工所(17人)――と企業別に参加学生を募り、教員が引率してマイクロバスで訪問した。
 学生たちは会社役員や人事担当、面接官らから厳しい言葉や、心に響く話を聞くことができ、就職活動に力を入れる気になったという。
 バス費用は技術・情報振興会が拠出し、今後も事業として「企業訪問バスツアー」を実施していく。
 技術・情報振興会は産官学で情報交換し、互いの発展に寄与することを目的とし、平成4年に発足した。

南極から新年ごあいさつ


隕石探査の荒井上席研究員
 「米国南極隕石探査」隊員として昨年11月27日、南極に旅立った惑星探査研究センター(PERC)の荒井朋子上席研究員=写真中央=から1月8日、「明けましておめでとうございます!」と衛星電話回線を通し、元気な活躍ぶりを伝えるメールがPERCに届いた。
 荒井研究員は昨年末に裸氷域に入り、4人チームで1日8〜9時間、スノーモービルで隕石を捜索。12月31日、1月1日はまれな晴天で非常に暖か(−10度弱!)だったので、薄着で作業した。しかし前後は悪天候でテントから出られない日が続き、8日現在、回収隕石は63個。残り2週間弱で100個達成を目指し、頑張っているという。