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2011.5.15

新年度にあたって学生3会長が抱負


挑戦することの大切さ
学友会会長 小暮 宙史(電気電子情報工学科4年)
学友会会長
小暮 宙史
(電気電子情報工学科4年)
 現在、私は学友会執行委員会に所属しています。千葉工大ではすべての学生が学友会という組織に入っており、その中で学友会執行委員会とは皆さんの学生生活をより充実させたいという志を持った人たちが集まった自治会組織です。
 その活動は多岐にわたり、学生の意見を反映させるための活動や、学内を盛り上げる企画、行事の運営、広報冊子の制作・発行などを行っています。私は学友会執行委員会で3年間活動しましたが、そのすべてが挑戦の連続でした。
 初めて私が任された活動が学友会執行委員会、体育会、文化会、文化の祭典実行委員会、津田沼祭実行委員会、寮友会の各委員の顔写真入り紹介冊子の制作・発行でした。
 制作には、決まった形がなく毎年、製作者のアイデアが反映されていました。私は、どうしたら分かりやすく伝えられるか毎晩考え、その結果、自分の納得できる物を作り上げることが出来ました。あの時の感動は忘れることが出来ません。
 挑戦することは自らの成長のため、感動を得るため、なくてはならないことだと思います。残り少ない学生生活をより充実したものにするためにも、何事にも挑戦する心を忘れないようにしていきたいと思います。
 皆さんも挑戦することを恐れず、さまざまなことを体験してみてください。そこで得られる感動は、きっと人生の宝物になるでしょう。
難題を成長の糧にして
体育会会長 牧野  駿(プロジェクトマネジメント学科4年)
体育会会長
牧野  駿
(プロジェクトマネジメント学科4年)
 体育会には現在34団体が所属しており、武道、球技、マリンスポーツ、モータースポーツ、アウトドアスポーツ、民族舞踊など種類に富んだ活動をしております。また、それらの部活動を統括している体育会本部があり、各部と大学との架け橋として、より円滑な運営を心掛けて日々活動しております。
 体育会本部は各部活から招集された本部員で構成されており、私も1年生の10月から本部に入り今年で3年目になります。入部当時の会長に憧れを抱き、会長になるべく、さまざまな仕事に挑戦してきました。慣れない業務に辛さを感じることもありましたが、難題をクリアして自身の成長を感じることが出来た時の喜びと経験は、私にとっての財産です。
 今、日本は震災という戦後最大の脅威にさらされております。しかしこのような事態だからこそ、これからの日本を担う私たちが脅威に立ち向かっていかなければなりません。そのために私たちはここで学び、社会に貢献できる人間へと成長する必要があります。私はその手段として体育会会長を選択し、経験を積むことを望みました。
 私は会長として「本部運営におけるプロジェクトマネジメントの適用」を目標にしております。これまで学んできたことの復習を踏まえて、より良い運営を実現していきます。
最高の大学生活めざし
文化会会長 三輪 拓也(未来ロボティクス学科3年)
文化会会長
三輪 拓也
(未来ロボティクス学科3年)
 文化会には現在34のサークルが所属しています。音楽、電気電子、機械、文化、芸術というジャンルに大別出来ますが、その中でサークルごとに特色ある活動をしています。そしてサークルを統括している常任委員会と、文化会の一大イベントである文化の祭典を企画・運営する文化の祭典実行委員会で文化会を構成しています。
 サークルに入ることによって、またはそこからさらに常任委員会のような組織に入って得られる経験は他では出来ないものです。この貴重な経験が積める機会も大学生のうちだけで、それをどう生かすかは人それぞれです。今は非常に不安定な時代ですが、そんなときにこそ文化会の在り方をもう一度考えてみる必要があると思います。
 文化会に入った人全てが充実したサークル活動を行えるように、さらには最高の大学生活を送れるように、精いっぱいフィールドづくりをしていきたいと思います。
 6月5日には文化の祭典が開催され、文化会サークルの全てが展示・発表を行います。来場者の皆様に楽しんでいただけるような企画も多数ありますので、ぜひ遊びに来てください。

名誉教授 新たに5氏


清水 紀夫氏 宮崎 俊行氏
清水 紀夫氏  俊行氏
橋本 篤秀氏 石橋 一彦氏 中田 昌宏氏
橋本 篤秀氏 石橋 一彦氏 中田 昌宏氏
 長年にわたって教鞭をとられ、本学における学術の向上に寄与された5氏に、4月15日付で千葉工業大学名誉教授の称号が授与された。
 名誉教授になられた5氏は、元機械サイエンス学科教授の宮俊行氏、生命環境科学科教授の清水紀夫氏、建築都市環境学科教授の石橋一彦氏、橋本篤秀氏、教育センター教授の中田昌宏氏。

機サの金沢憲一教授が逝去


金沢憲一教授
 本学機械サイエンス学科の金沢憲一教授が4月26日、心不全のため逝去された。57歳。機械加工を専門分野とし、中でも刃物など工具の表面分析の研究がメインテーマだった。
 昭和59年に機械工学科助手として就任以来、入学試験委員会副委員長、工作センター運営委員会副委員長、クラフトハウス運営委員会委員長などを歴任。一貫してモノづくりのおもしろさ、大切さを学生たちに教え続けた。
 その技術やチームワークを学ぶにふさわしい場だったフォーミュラ活動では、2006年度から学生フォーミュラ大会に参加。学生たちと一緒に汗を流し、技術者育成に力を尽くした。