NEWS CIT ニュースシーアイティ

2011.3.15

2万3837人が本学志願


平成23年度入試終わる
平成23年度 入学試験学科別志願者数
 B日程の入学試験が2月16、17日の2日間、C日程入学試験が3月5日、大学入試センター利用入学試験(後期)が3月6日に行われ、本学の平成23年度入学試験がすべて終了した。
 B日程試験の志願者は3363人(昨年度より726人増)。また、C日程試験は1302人(昨年度より27人減)、センター利用入試(後期)では、1070人が志願(昨年度より559人増)した。
 昨年度と変えた点は、B日程試験の会場を横浜から静岡に変更したこと。また、C日程試験で社会システム科学部の選択科目に理科(物・化)が加わったこと。センター利用入試(後期)が3月に行われ、本学試験の科目が数学(昨年は、数・物・化から1科目選択)のみとなったことなどである。
 平成23年度の本学総志願者数は2万3837人(前年度より2409人増・前年比111%)。5年ぶりに志願者が2万人を超えた昨年を、さらに上回る結果となった。

「デザイン科学フォーラム2011」開く


デザイン科学科
プロの作品、学生の作品で彩られた学外展 プロの作品、学生の作品で彩られた学外展
プロの作品、学生の作品で彩られた学外展
 工学部デザイン科学科の活動報告展「デザイン科学フォーラム2011」が2月25〜27日、東京都中央区の内田洋行ユビキタス協創広場CANVASで開かれた。
学外展
 環境・製品・情報・マテリアル・ユニバーサルの5つのデザイン分野で在学生らが卒業研究制作。これに今年もOB・OG・教員の作品15点、産学協同プロジェクトや演習授業、大学院修士研究の作品が加わり、内容の濃い展覧会となった。
 卒業制作では、商業施設、美術館などの設計や、障がい者らを助ける快適用具、携帯アプリの提案、玩具、飲酒運転をなくす取り組み方法の提案などもあり、来場者の興味を誘った。
学内展
 学内展は2月5、6日、津田沼キャンパス7号館で行われた。
 習得した幅広い知識と技術の成果を一堂に披露するとあって、会場にはユニークな作品がずらり。学生や父母ら多数が訪れ、卒業生全員の作品群に見入っていた。
出発展
 「出発展」は2月23〜25日の3日間、千葉市文化センターで開催。6年間デザインを学び、この機会を区切りとして集まった大学院生有志らの修了制作展では、これまで作ったモノ、これから持っていくモノを展示。来場者らとのふれあいを通じ、それぞれが、立派に「出発」できた展示会になったようだ。
あかり展
 また、山崎研究室では1月20〜22日の3日間、学生の自主企画で「あかり展」を開催。「家族のためのあかり体験」と題し、4人家族の父親の「ただいま」から「おやすみ」までの時間を、家族4人それぞれの視点から7つのシーンのあかり体験として提案し、触って楽しい展示会になった。
習志野市民も多く訪れた学内展 多くの人と接することができた出発展
多くの人と接することができた出発展
壁にシンボルを投影して表現―あかり展
習志野市民も多く訪れた学内展 壁にシンボルを投影して表現―あかり展

新評議員に佐伯光司氏


佐伯光司氏
 1月27日開かれた理事会で、空席となっていた学識経験者枠の評議員として、佐伯光司氏(東京電力株式会社総務部部長代理)が選任された。任期は前任者の残任期間である今年1月28日から来年2月5日まで。

企業支援で連携


千葉銀と本学
包括協定を締結
協定書に署名した佐久間頭取(右)と本岡学長
協定書に署名した佐久間頭取と本岡学長
 本学は産学連携を強化して地域産業・文化の活性化に貢献するため、千葉銀行(佐久間英利頭取)と包括協定を締結した。
 主な連携内容は学術文化情報の交換本学の研究成果の事業化促進人材交流経営相談等銀行側の支援。具体的には、千葉銀側は本学の学術成果を活用して、地元企業の技術開発や事業創出を支援できる。かわりに千葉工大側では、銀行業務講座を受講したり、本学発ベンチャー企業の経営相談を受けることができる。
 締結式は1月26日、千葉市中央区の千葉銀本店で行われ、佐久間頭取と本岡誠一学長が協定書に署名した。本岡学長は「研究成果を活用してもらい、社会貢献できればうれしい」と話している。