1面 |
平成22年度予算案を承認
3月29日(月)、東京ガーデンパレスで開催された理事会・評議員会で平成22年度予算案が承認された。
国際社会のグローバル化の進展に伴ない、国内にもさまざまな構造変化が起きている。その中で高等教育機関への期待はますます高度化・多様化し、社会のニーズに応えるための体制整備が急務となっている。
本学では、「学士力」と称される教育の質の保証を高めるため,引き続きさまざまな改善向上策を実施している。
20年度には社会システム科学部「金融・経営リスク科学科」および、大学院工学研究科「未来ロボティクス専攻(修士課程)」が順調にスタートした。
また、21年度には新たに、「惑星探査研究センター」を開設し、最先端研究拠点として研究活動の一層の充実を図った。
平成22年度は教育の質をさらに向上させ、研究面での高度化や地域貢献の充実を期すため、各テーマについてそれぞれ方針を立て、予算編成を行った。
国際社会のグローバル化の進展に伴ない、国内にもさまざまな構造変化が起きている。その中で高等教育機関への期待はますます高度化・多様化し、社会のニーズに応えるための体制整備が急務となっている。
本学では、「学士力」と称される教育の質の保証を高めるため,引き続きさまざまな改善向上策を実施している。
20年度には社会システム科学部「金融・経営リスク科学科」および、大学院工学研究科「未来ロボティクス専攻(修士課程)」が順調にスタートした。
また、21年度には新たに、「惑星探査研究センター」を開設し、最先端研究拠点として研究活動の一層の充実を図った。
平成22年度は教育の質をさらに向上させ、研究面での高度化や地域貢献の充実を期すため、各テーマについてそれぞれ方針を立て、予算編成を行った。
■教育研究
入学者の多様化に対応するため、メンター制を中心とした修学支援制度を引き続き実施する。
建学の精神「師弟同行・自学自律」に基づき、全専任教員による修学支援体制をさらに充実させ、また平成21年度から実施した学生の自主的な創作活動を支援する「CITものづくり」制度は22年度も幅広く展開することで、学生に「ものづくり」への興味を抱かせ実行力を養う。
また、教育研究における課題および具体策を明確にして、教育の質の向上ならびに研究水準の高度化を目指していく。
引き続き、若手教員に対する研究支援強化等により、研究活動の一層の向上を目指すと共に、産官学融合センター機能の向上を図り、大学の第三の使命である「地域・社会貢献」を推進し、研究シーズの積極的な広報展開を図る。
建学の精神「師弟同行・自学自律」に基づき、全専任教員による修学支援体制をさらに充実させ、また平成21年度から実施した学生の自主的な創作活動を支援する「CITものづくり」制度は22年度も幅広く展開することで、学生に「ものづくり」への興味を抱かせ実行力を養う。
また、教育研究における課題および具体策を明確にして、教育の質の向上ならびに研究水準の高度化を目指していく。
引き続き、若手教員に対する研究支援強化等により、研究活動の一層の向上を目指すと共に、産官学融合センター機能の向上を図り、大学の第三の使命である「地域・社会貢献」を推進し、研究シーズの積極的な広報展開を図る。
■管理運営
大学の永続性を確保するためにも、教育研究環境の整備・充実は必須の要件である。
本学では、平成18年度からキャンパス再開発計画をスタートさせ、5年をかけて環境の整備を図っている。
平成20年3月に芝園校舎新棟が完成、同9月には津田沼校舎に超高層となる20階建ての新1号棟が完成した。さらに平成22年3月には新学生ホールが竣工し、新年度より供用を開始している。
また、津田沼校舎の新2号棟の工事も現在、順調に進行しており、23年3月には竣工の予定となっている。
これにより、津田沼校舎には20階建てのツインタワーが完成することになり、教育研究環境の飛躍的な向上が実現の運びとなる。
平成22年度はキャンパス再開発計画の最終年度にあたるため、次期キャンパス再開発の施設計画の策定に注力する。
財務面においては、キャンパス再開発による大型投資後も引き続き安定した財務基盤を確保するため、経費面の見直し、圧縮を図る。
さらには競争的外部資金の獲得強化や資金運用の効率化など中期的観点から諸施策を講じて大学の経営基盤の安定を図っていく。
本学では、平成18年度からキャンパス再開発計画をスタートさせ、5年をかけて環境の整備を図っている。
平成20年3月に芝園校舎新棟が完成、同9月には津田沼校舎に超高層となる20階建ての新1号棟が完成した。さらに平成22年3月には新学生ホールが竣工し、新年度より供用を開始している。
また、津田沼校舎の新2号棟の工事も現在、順調に進行しており、23年3月には竣工の予定となっている。
これにより、津田沼校舎には20階建てのツインタワーが完成することになり、教育研究環境の飛躍的な向上が実現の運びとなる。
平成22年度はキャンパス再開発計画の最終年度にあたるため、次期キャンパス再開発の施設計画の策定に注力する。
財務面においては、キャンパス再開発による大型投資後も引き続き安定した財務基盤を確保するため、経費面の見直し、圧縮を図る。
さらには競争的外部資金の獲得強化や資金運用の効率化など中期的観点から諸施策を講じて大学の経営基盤の安定を図っていく。
千葉工大平成22年度予算概要
I【帰属収入】
160億円(昨年度168億円 昨年度比8億円減)
学生納付金は、3億円の減少を見込み134億円とした。
また資産運用収入で4億円減、補助金・寄付金で1億円減少とした。帰属収入は昨年度比8億円減の160億円とした。
II【消費支出】
135億円(昨年度151億円 昨年度比16億円減)
人件費は、新学科学年進行に伴なう教員増、惑星探査研究センター充実に伴なう職員増、その他により昨年度比0.6億円の増加とした。 | ||
教育研究経費は、再開発計画に関連する修繕費や津田沼新1号棟のランニングコスト増や減価償却費負担増がある。また、入学生の学力向上を図る観点から、従来から実施している入学前添削プログラムやリメディアル教育、学習支援センターの充実を図るための経費、学生自治活動の経費は引き続き厚めに計上した。 | ||
管理経費は、各種経費の見直し等により昨年比3.8億円の減少となる。 | ||
予備費は1億円を計上する。 |
III【基本金組入額】
31億円(昨年度38億円 昨年度比7億円減)
22年度の主要な基本金組み入れ額は次の通りである。
1、第1号基本金 | 37億円 | ||
津田沼新2号棟建設 | 54億円(総額156億円) | ||
津田沼・芝園改修工事 | 3億円 | ||
機器備品と図書の除却 | △19.7億円 | ||
2、第2号基本金 | △6億円 | ||
教育環境整備資金 | |||
使用額 | 3億円 | ||
22年度末残高 | 40億円 | ||
校舎改修準備資金 | |||
使用額 | 3億円 | ||
22年度末残高 | 23億円 |
IV【帰属収支差額と消費収支差額】
以上の結果、帰属収支差額は25億円(16%)、当年度消費収支差額は6億円の支出超過となる見込みである。
繰越額は、昨年度は3億円の消費収入超過であったが、22年度は3億円の支出超過となる見込みである。
新理事に松井孝典氏
小原二郎理事は勇退
松井孝典氏 |
3月29日開催の理事会で、冒頭、永年にわたって本学の法人運営に尽力された小原二郎理事から退任の申し出があり、理事会は同氏の退任を承認した。
また、4月15日開催の理事会において、小原二郎前理事の後任に、学校法人千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長が選出された。
任期は平成22年4月16日から小原理事の残任期間である平成24年1月17日まで。
また、4月15日開催の理事会において、小原二郎前理事の後任に、学校法人千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長が選出された。
任期は平成22年4月16日から小原理事の残任期間である平成24年1月17日まで。
2面→ |
千葉工業大学/〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1
Copyright © 1998-2006 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.
Copyright © 1998-2006 Chiba Institute of Technology. All rights reserved.