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2008.3.15

本学入試終わる


センタープラスワン入試も実施
平成20年度 学科別志願者・受験者・合格者
センタープラスワン入試様子
 平成20年度入学試験も大詰めを迎え、本学のB日程試験が2月16日、17日の2日間、センタープラスワン入試が18日、C日程試験が3月6日の日程で行われた=写真。
 B日程試験の志願者数は1094人で、昨年より626人の減。また、今年度新たに実施されたセンタープラスワン入試では、センター試験の高得点1科目と本学試験の選択1科目の2科目で採点する方法、あるいは、センター試験の2科目で採点する方法があり、本学試験への志願者数は285人。総志願者数は404人となった。また、C日程試験の志願者数も440人という結果となった。
 各学科の志願者数は別表のとおり。

津田沼で「新1号棟」上棟式


関係者出席し工事の安全祈願
金鋲検鋲をする豊田理事長 あいさつする本岡学長
金鋲検鋲をする豊田理事長 あいさつする本岡学長
 本学津田沼校舎「新1号棟」の上棟式が、大安の1月25日(金)に建設地で執り行われた。式には本学から豊田耕作理事長、本岡誠一学長はじめ教職員が出席。設計・監理にあたっている横河建築設計事務所や施工の三井住友・鹿島建設共同企業体から関係者など91人が出席して、工事の安全を祈願した。
 神事の修祓式は午前11時から行われ、修祓、降神の儀、祝詞奏上、切麻散米と進み、この後、上棟の儀が行われた。「鋲打ちの儀」では、加藤儀尚・横河建築設計事務所社長が金鋲締めを、細野晟史・三井住友建設副社長が銀鋲締めを行った。
 続いて、豊田理事長が金鋲検鋲を、本岡学長が銀鋲を検鋲。最後に昇神の儀で神事は終了した。
 正午からは、5号館6階大会議室で直会が行われた。席上、本学を代表して本岡学長があいさつ。「無事に上棟式を挙行できたことを、うれしく思います。大学はいま、少子化、全入の時代を迎え、厳しい環境の下に置かれています。建学の精神を絶えず意識し、教育力を駆使して学生に付加価値をつけ、卒業時の質を保証しなくてはなりません。そのためには、教育研究の環境整備が必要で5カ年計画が打ち出されたのです。1号棟もその成果の一つで、この素晴らしい建物の完成により、教育効果が一層上がることを期待します。また、津田沼キャンパスのシンボルタワーとして、高校生が『あの新しい校舎で勉強がしたいなー』と憧れの声が聞こえる建物にしてほしいと思います」と述べた。
 新1号棟は高層棟と低層棟からなり、高層棟は地上20階建て、高さ93メートル、低層棟は3階建て、高さ22メートル。両棟合わせた建築面積は2611・22平方メートル、延べ床面積は2万8269・14平方メートル。高層棟には機械サイエンス学科、電気電子情報工学科、未来ロボティクス学科の研究室や実験室のほか、最上階には展望ホールが設けられる予定。

学生らしく作品に“夢”


デザイン科学科の「卒展」開催
津田沼校舎で開かれた「卒業研究・製作展」 バイクの新しいスタイリング
津田沼校舎で開かれた「卒業研究・製作展」 バイクの新しいスタイリング
若者の感性分析を元に生まれたデザイン
若者の感性分析を元に生まれたデザイン
 工学部デザイン科学科の「卒業研究・制作展」(実行委員会代表=デザイン科学科4年越後荘平君)が、2月22日から24日の3日間にわたり、津田沼校舎7号館で開催された。
 今回のテーマである「Desingner Zoo」は、各々が生態系を形成し『作品=自分の住居』という意識で、一人ひとりが主役となりえる自由な空間を表しており、また“Z”にはデザイン科学科2期生の“2”という意味も込められている。
 卒展開催中は、デザイン関係の学生や一般市民らが訪れ、近未来を想定したユニークな作品や、学生ならではの夢のある作品などを見学。今年度は展示と平行して作品のプレゼンテーションも行われたため、来場者らも気軽に質疑応答でき、学生とのコミュニケーションが図れたと好評だった。