1面 |
父母の熱いまなざしに見守られ、式典に臨む新入生 |
陽春の光にキャンパスの桜も満開となり、祝福ムードに満ちあふれる中、4月1日午前10時30分から千葉工業大学の平成19年度入学式が、幕張メッセ・イベントホール(千葉市美浜区)で晴れやかに挙行された。 (関連記事2〜4面)
65年前、日本で唯一、国策に沿って設立された旧制私立工業大学としての伝統を誇り、現在格付け会社から「AA−」という高い評価を受けている。昨年からは工学部にロボティクス学科を新設。ロボット研究の第一人者を教授陣に迎えて、まさに先進的な科学技術教育を展開している。式場には、未来の科学技術者を目指す3学部の新入生2373人(工学部6学科1714人、情報科学部2学科347人、社会システム科学部2学科312人)と、大学院生238人(修士課程3研究科226人、博士後期課程3研究科12人)あわせて2611人が出席。期待を込めた父母らが見守る中、本岡誠一学長は式辞で「建学の精神である師弟同行、自学自律を通して、変化する科学技術に対応できる、しっかりした基礎学力を持った、創造性豊かな人材育成を行う。そのためのきめ細かい学習支援プログラムを用意している」と述べ、「未来に向け、安心して活力溢れる学生生活を送ってほしい」と呼びかけた。 豊田耕作理事長(代読・原勇記常務理事)は祝辞の中で、本学の誇りある歴史に触れながら「卒業生は6万5千余名を数え企業の第一線で活躍し、日本の経済成長を支えている。諸君もこれに続いてほしい」と激励。本学が開発し、打ち上げに成功した小型衛星や、各種ロボット開発の実績を話した。 新入生を代表して並木悟志君(工学部生命環境科学科)が力強く心をこめて宣誓。在学生を代表して大原章君(情報科学部情報工学科4年)が歓迎の言葉を贈り、吹奏学部の演奏で千種寮寮生有志に唱和して、全員で校歌を斉唱し、式を終了した。 |
|
四足歩行ロボットのデモを見つめる新入生 | 新入生を代表して宣 誓する並木悟志君 |
(今回の参加者募集については、国際情勢、その他諸事情により、日程の 変更または中止となることがありますので、あらかじめご了承ください。) |
|