「魅力ある大学づくり」の一環として建設される津田沼キャンパス“新1号棟”(仮称=2008年9月供用開始予定)の地鎮祭が10月19日(木)、建設予定地で行われた。本学から豊田耕作理事長、本岡誠一学長はじめ教職員・学生、建設に当たる三井住友・鹿島建設共同企業体関係者が出席して工事の安全を祈願した。
魅力ある大学づくりへ 大きく前進
澄みわたる青空の下、午前11時から神事が行われ、鍬入れの儀で(株)横河建築設計事務所の加藤儀尚社長が斎鎌(いみかま)、続いて豊田理事長と本岡学長が斎鍬(いみくわ)、共同企業体代表の三井住友建設(株)五十嵐久也社長が斎鋤(いみすき)を行った。そのあと玉串奉奠などが型どおり行われた。
正午からは、5号館6階大会議室を会場に直会を開催。席上、原勇記常務理事が「新1号棟と新2号棟、芝園新校舎は学生諸君の勉学環境と先生方の教育・研究に大いに役立つものです。皆さんが全力投球できるよう、環境整備を続けていきます」とあいさつ。
続いて本岡学長が「新しい20階建ての校舎は、本学のシンボルタワーです。学生たちが“この建物の中で勉強したい”と思う魅力ある校舎を作っていただきたい」と述べた。
加藤社長は「ジョイントを組む建設会社の皆さんと協力して、理想的な学舎が完成するよう頑張ります」と応えた。このあと、橋本篤秀理事が乾杯の音頭をとり、直会は粛々と進行した。
新1号棟は、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造り。建築面積は2、611・22m2、延べ床面積28、269・14m2。地下1階地上20階、棟屋1階建で高さ約93メートル。最上階は学生向けラウンジとなる。
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