今回の大賞受賞について小原常任理事は、「私が建築の分野に弟子入りした当時は、大賞を授与された先生方はみんな雲の上の人でしたから、私には無縁の存在と考えていました」と、受賞の喜びを語っている。
小原常任理事は、4月に農林水産省所管の社会法人・国土緑化推進機構主催の『みどりの文化賞』も「森林を活かし木の文化の伝承に貢献した者」として受賞している。
また、「日本建築学会賞(業績部門)」には合計19件の候補業績件数があり、その中から橋本教授の「建築鉄骨の品質向上と信頼性確保に関する一連の業績」が他の3件とともに選ばれた。
「日本建築学会作品選奨」には100作品の中から、古市教授の作品「六花亭真駒内ホール」が他の10作品(18人)とともに選ばれた。
受賞した小原常任理事、橋本教授、古市教授の3人は、5月30日に建築会館ホール(東京都港区芝)で開かれた同学会通常総会後の贈呈式で表彰され、お互いの受賞を喜び合った。本学だけで3人が表彰された。
|
|
日本建築学会大賞を受賞した小原常任理事(中央)と学会賞の橋本教授(右)、作品選奨の古市教授(左) |