平成17年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」フォーラム(財団法人・大学基準協会主催)が、横浜(10月17日)、福岡(同24日)、新潟(11月2日)、広島(同11日)、名古屋(同15日)、札幌(同21日)、京都(同23日)の各会場で開催された。本学からは三井田惇郎教授(情報科学部長)が取り組む「マルチメディア教材による教育学習支援」で参加し、好評を博した。
11月21日(月)、札幌コンベンションセンター(札幌市)で開催されたフォーラムには三井田教授がシンポジウムに出席、本年度選定校としての事例報告を行った。同教授は事例報告で、実際にシミュレータ教材を動かしながらプレゼンテーションを行い、シミュレータベースの教育教材の展開、全学的な実施組織と支援体制、自学自習教材の内容、国際協力による教材の共同作成と第三者評価などを詳細に説明した。続いて、事例報告者と審査部会委員によるパネルディスカッションに移り、本学の取り組み姿勢について、審査部会委員から「学長直轄の情報メディアセンターに組織を集約したり、全学的学習管理システムを導入するなど“特色ある大学教育支援プログラム”の趣旨を積極的に理解している」と高く評価された。
最後の質疑応答では、理工系大学から美術大学まで、幅広い大学層から質問と感想が述べられ、「これなら学生が興味を持って勉強してくれそうだ」など、本学の取り組みに対して強い関心を示した。
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