2005.12.15

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三井田教授、特色GPフォーラムで報告

本学の取り組み体制を高く評価
マルチメディア教材に関心
 

 平成17年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」フォーラム(財団法人・大学基準協会主催)が、横浜(10月17日)、福岡(同24日)、新潟(11月2日)、広島(同11日)、名古屋(同15日)、札幌(同21日)、京都(同23日)の各会場で開催された。本学からは三井田惇郎教授(情報科学部長)が取り組む「マルチメディア教材による教育学習支援」で参加し、好評を博した。

 11月21日(月)、札幌コンベンションセンター(札幌市)で開催されたフォーラムには三井田教授がシンポジウムに出席、本年度選定校としての事例報告を行った。同教授は事例報告で、実際にシミュレータ教材を動かしながらプレゼンテーションを行い、シミュレータベースの教育教材の展開、全学的な実施組織と支援体制、自学自習教材の内容、国際協力による教材の共同作成と第三者評価などを詳細に説明した。続いて、事例報告者と審査部会委員によるパネルディスカッションに移り、本学の取り組み姿勢について、審査部会委員から「学長直轄の情報メディアセンターに組織を集約したり、全学的学習管理システムを導入するなど“特色ある大学教育支援プログラム”の趣旨を積極的に理解している」と高く評価された。
 最後の質疑応答では、理工系大学から美術大学まで、幅広い大学層から質問と感想が述べられ、「これなら学生が興味を持って勉強してくれそうだ」など、本学の取り組みに対して強い関心を示した。

 
 
本学の取り組みを説明する
須田宇宙助教授
  特色GPフォーラム会場と事例報告を行う
三井田教授
 
 
17年度産学懇談会開催

採用方法など情報交換
 

 本学と企業が直接膝を交えて、就職に関する情報交換を行う平成17年度「産学懇談会」が、11月4日(金)午後3時30分からホテルニューオータニ幕張で行われた。当日は企業の人事担当者ら約400人が参加し、本学からは豊田耕作理事長、本岡誠一学長をはじめ就職関係の教職員多数が対応した。
 受付で名刺交換をした後、第一部では本岡学長が本学の3学部9学科体制や教育体制について説明。その中で、「企業の皆様方の期待を裏切らない優秀な学生を送り出したい」とあいさつした。続いて、宮崎収兄就職委員長(情報工学科教授)が本学の建学の精神や就職指導体制などの現況紹介を行った。この後、(株)星和ビジネスサポートキャリアサポート部門セミナー・コンサル部長の村上徹氏が、「組織の中でのコミュニケーション術」のテーマで講演した。
 懇親会では豊田理事長が開会の辞として、出席した企業担当者らへ就職に対する本学への配慮にお礼の言葉を述べた。続いて原勇記常務理事の乾杯の音頭で幕を開けた。会場内では、企業関係者と各学科教員らが歓談。就職の採用方法や求人状況など積極的に情報交換が行われた。午後7時すぎに、宇野英隆常任理事の閉会の辞で終了した。
 
 
産学懇談会会場。顔写真(右)は本岡誠一学長(左)は宮崎収兄就職委員長   懇談会会場で企業関係者と名刺
交換する豊田耕作理事長(右)
 
 

18年度推薦入試終わる


自己推薦志願者数は632人

 平成18年度の自己推薦入学試験が11月19日(土)・20日(日)に芝園校舎で行われた。今回から新たに、志望する学科の専門分野への関心と、適性を的確に見極めるため、出願資格に「“学科が望む志願者像”に適した者」という一文を募集要項に書き加えた。志願者数は632人であった。
 自己推薦入試での選考方法は、自己推薦書、調査書の書類審査のほか、15分程度の個人面接が課される。
 また、20日には自己推薦入試に併せて、帰国生徒推薦入試、帰国生徒特別入試、外国人留学生特別入試、社会人特別入試が、さらに11月23日(水・祝)には、指定校推薦入試がそれぞれ実施され、これで平成18年度推薦入学試験のすべてが終わったことになる。


金子、佐久間、泉水の3氏 教育功労者の表彰


千葉県私学団体連合会

 本学の金子和弘次長(総務部付)、佐久間佐知子課長補佐(教務部)、泉水菊枝課長補佐(入試広報部)の3人が、千葉県私学団体連合会(会長・長戸路正行氏)から12月3日(土)に教育功労者の表彰を受けた。
 金子次長は、昭和52年4月に勤務以来、温厚、誠実で、知性、洞察力に優れた面を活かし、終始熱心に職務を精励してきた。この間、経理課長、財務課長、研究助成課長、総務部付部次長等の要職を歴任、本学発展の基盤確立と充実に尽力した。
 佐久間課長補佐は、昭和48年3月に勤務以来、旺盛な責任感をもって熱心誠実に職務にあたり、就職課、学科事務室、教務課等の部署で業務遂行能力を存分に発揮し、さらに若手職員の教育育成に積極的に取り組み本学向上発展のため貢献した。
 泉水課長補佐は、昭和47年3月に勤務以来、明朗、誠実で協調性に優れた面を活かし、終始熱心に職務にあたり、教務課、学科事務室、芝園事務課、入試広報課等の部署で的確、迅速に業務処理を遂行した。職員の教育・育成にも取り組み、本学発展のため尽力した。








 

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