千葉工業大学は、産官学連携や知的財産管理を進める専門の組織「産官学融合センター」を新設するため、10月21日(金)午後4時から津田沼校舎5号館6階で開所式を行った。開所式には本学の本岡誠一学長をはじめ企業、行政などから関係者60人が出席して開所を祝った。
同センターは、戦略的研究の促進、産学融合の促進、知的財産管理、連携・交流など、本学の社会貢献の取り組み全般を調整し、主導するというもの。
具体的には、戦略的研究を担当する総合研究所運営会議、産学連携促進を目的とする技術・情報センター運営委員会と生涯学習支援委員会の既存3組織の統括。産官学融合センターに各組織の活動テーマを持ち寄って、本学全体の取り組みとして活動を行っていく。
工学系と理工系の融合研究、受託・共同研究、知的クラスターの構築、公開講座などの活動を計画している。すでに、本学出身の技術士会を組織化(9月発足)してコーディネーターの陣容を整えており、今後、地域企業との連携事業を積極的に推進していくことになる。
開所式では、本岡誠一学長があいさつに立ち、「このたび、産官学の推進、融合を目指して新たに『産官学融合センター』を立ち上げる運びとなりました。このセンター開所によって、企業と本学が情報交換の推進、技術や教育情報の発信基地になるものと思います。連携以上の融合を考えています。本学の使命は、教育はもとより、社会貢献もクローズアップされており、力を注いでいきたいと考えます」と述べた。
この後、千葉工業大学技術士会会長の溝邊哲男氏(日本工営社友)があいさつと乾杯の音頭をとって懇親会に入った。
参加者たちは和やかな懇談を続け、産官学融合センターの小林幸雄運営委員会委員長(電気電子情報工学科教授)が中締めをして、閉会になった。 |
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「産官学融合センター」開所を祝う懇親会会場
開所式であいさつ
する本岡誠一学長
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